Contents
目次
「美食の国」フランスの誕生
四六判/並製/256頁
初版年月日:2025/10/04
ISBN:
978-4-7664-3055-4
 
(4-7664-3055-7)
Cコード:C0022
税込価格:2,970円
「美食の国」フランスの誕生
ガストロノミーが作ったおいしい歴史

目次

はじめに――フランスはなぜ「美食の国」なのか

第1章 フランスの「食の革命」
1 一七世紀――「フランス料理」イメージ形成の第一段階
2 一八世紀――近代以前のフランス料理の「美」の頂点
3 レストラン誕生のきっかけ
Column 1 「砂糖」が身近な調味料になるまで

第2章 レストランの誕生――ガストロノミーとスターシェフ
1 レストラン黄金時代
2 ガストロノミー――「食べること」を書く
3 時代を彩る「スターシェフ」たち

第3章 美食の発展を支えたものたち――交通、テクノロジー、ベル・エポック
1 パリの「中央市場」のにぎわい
2 パリ大改造
3 交通網の発展――鉄道と自動車
4 食の「テクノロジー」のはじまり
5 ベル・エポックに花開いた文化

第4章 地方主義とガストロノミー――美食家たちの飽くなき探求
1 「地方」のあり方を明らかにする――地方主義の誕生と展開
2 「地方の食」に注目!――ガストロノミーと美食家が果たした役割
3 『美食のフランス』が見いだした「地方」
Column 2 キュルノンスキーとマルセル・ルフってこんな人

第5章 旅と食のおいしい関係――ガストロノミー・ツーリズムと美食ガイドブック
1 「旅」の変化
2 ガイドブックの歴史――『ブルー・ガイド』と『ミシュランガイド』の変遷
3 旅と食のマリアージュ

おわりに――「食べること」への思い

あとがき
参考文献
索引
ページトップへ
Copyright (C)2004-2025 Keio University Press Inc. All rights reserved.