流体生命論

新記号論叢書[セミオトポス]創刊によせて 日本記号学会会長 室井尚
I 流体生命論 流体生命論に向けて――野口三千三 『原初生命体としての人間』を手がかりに 吉岡洋
〈キレイ〉が地球を破壊する――原初生命体からの視点 藤田紘一郎 聞き手 吉岡洋 時代の曲り角に怪物が立つ――野口体操と舞踊的身体 麿赤兒 聞き手 立花義遼・吉岡洋
液状世界論――流体/身体/文化―― 室井尚
記号論的生物像――生物主体の三項構造 川出由己
ミミズのように生きること 中村方子 聞き手 吉岡洋 記憶、身体配列 ゲスト・菅原和孝 出席者・安藤泰彦、稲垣貴士、小杉美穂子、吉岡洋(司会) 「ものわすれ」はどのようにしておこるか ――その認知的特質 有馬道子 鶏と人間――概念の変異―― 木戸敏郎
II 記号論の諸層
政党の政治コミュニケーションの訴求力 ――ポスター広告「カイ党宣言、自民党」をめぐって 奥田博子
論証の装置としてのステレオタイプ ――フランス新聞における日本のモードの表象を通して 高馬京子
日本記号学会第二三回大会について
おわりに 吉岡洋 執筆者紹介
日本記号学会設立趣意書
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