浅利慶太の四季 著述集 3
伝統と現代のはざまで 文化・芸術展望

T 東西文化の十字路で ベルリン・ドイツ・オペラ実現まで ゼルナーと語る喜び ベルリン・ドイツ・オペラ始末記(対談 谷川俊太郎、浅利慶太) ブロードウェイ恐るるにたらず−欧米の劇場をめぐって 新劇と伝統(鼎談 福田恆存、ベニト・オルトラーニ、浅利慶太) 国立劇場 サルトルを語る(座談 安岡章太郎、松浪信三郎、堀田善衛、白井浩司、浅利慶太) 画期的な「文化国際交流」の答申 文化は後世に残す時代の顔 「文化の時代」をいかに後押しするか(鼎談 高階秀爾、佐治敬三、浅利慶太) 韓国のITIを訪ねて 百二十万人が見た『キャッツ』 韓国での一騒動、ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』 蝶々さんはプッチーニの娘 西欧文化と向き合い続けて 劇団四季と中国文化交流(対談 藤原作弥、浅利慶太) 日本語と文化について(対談 武満徹、浅利慶太)
U Travailler au theatre シンゲキジンのこと 人が人生を生きるのだ 演劇と子供たち 一里塚−二期会公演『フィガロの結婚』 厳密なハーモニー−三島由紀夫著「サド伯爵夫人」 育てることなき教育 世界演劇の古典を−夏休みに古典を読もう 万蔵さんの芸と芝居の本質 「20世紀バレエ団」初日の舞台を見て 芝居者の仕事の生々とした記録−戸板康二・吉田千秋共著『百人の舞台俳優』 日生劇場はいままでどおり自主制作がいい−私の発言 青少年と演劇 上手な芸はいらない 楽しい芝居は いつだって 心に枯れない 夢を咲かせる 新劇人は知的集団なんかじゃないよ(対談 城山三郎、浅利慶太) 金森馨の姿勢−『舞台装置の姿勢』刊行によせて 「日生名作劇場」と子どもたちの夢(対談 弘世現、浅利慶太) 第二国立劇場を潰すのは誰だ 劇団四季と地域文化 「売れない演劇」考 芸術文化振興基金への疑問 左翼新劇人について ミュージカル『李香蘭』は単純な反軍運動や反戦運動でやってるんじゃない(対談 下村満子、浅利慶太) 自分の時計を信じなさい いま大事なのは、おもしろい台本とお客様(聞き手=村井健) 舞台芸術学院五十周年に想うこと 演劇のあるべき姿、たどるべき道(対談 川本雄三、浅利慶太)
V演出家の春秋 加藤さんの死 加藤さんのこと 加藤道夫の想い出−『なよたけ』の上演に当って 僕たちのヒロイン 中村俊一と「仲間」−好敵手を語る 初登場 影万里江 芝居ぐらし 北村さんと中町さん 京子さんの”心”−ピアニスト 江戸京子さん 素描−『ヘンリー四世』の仲間たち 優れたオルガナイザー−新塾長に望む 内的世界を造型する金森馨 民藝との初仕事 四季創世紀のころ−加藤道夫、芥川比呂志をめぐって(座談 向坂隆一郎、諏訪正、日下武史、浅利慶太) 白井先生と私 築地小劇場と父・浅利鶴雄のこと(対談 水落潔、浅利慶太) 夏の終りに−影さんのこと おなじ青春の死−芥川比呂志と加藤道夫のこと 藤野節子さん 松本君の死を悼む 歳旦口上 私の道(聞き手=西田進)
W 十代論文集 一学生としての反省 我が心高原に コメディアンのために−演出ノートより 劇研の諸君に−卒業生の一人として
浅利慶太氏の憂鬱 解題にかえて〔3〕 越見雄二
−付録− 年譜 演出作品リスト 著述一覧
|