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目次
神戸 闇市からの復興
A5判/上製/388頁
初版年月日:2018/11/15
ISBN:
978-4-7664-2566-6
 
(4-7664-2566-9)
Cコード:C3036
税込価格:4,620円
神戸 闇市からの復興
占領下にせめぎあう都市空間

目次

序章 海港都市・神戸をめぐるせめぎあい
 一 闇市と占領――研究対象の定義
 二 占領下神戸の解し方――研究方法 
 三 本書の構成


 第一部 戦災と占領――近代都市の戦後

第一章 海港都市の近代化
 一 近代三宮における都市空間形成
 二 近代湊川新開地における都市空間形成
 三 一九三〇年代日本の観光事業機構
 四 観光資源としての娯楽・慰楽機関

第二章 戦災と復興の初動
 一 神戸市の空襲被害と都市復興の初動
 二 一九四五年秋の食糧難――不作と物価統制

第三章 GHQによる神戸の占領政策
 一 GHQによるメディア検閲体制
 二 『神戸新聞』報道にみるGHQの空間的表象
 三 「接収」をめぐる「進駐軍」と民衆
 四 「娯楽施設」をめぐる「進駐軍」と民衆
 五 「街路」をめぐる「進駐軍」と民衆


 第二部 GHQ占領下の闇市

第四章 闇市の生成と変容――三宮・元町・湊川新開地
 一 新聞記事にみる三宮における闇市の生成と変容
 二 三宮自由市場の変容
 三 湊川新開地における闇市の生成と変容
 四 興行街・娯楽地としての湊川新開地の再興
 五 湊川新開地の復興とテキヤ社会

第五章 記録・表象にみる闇市
 一 『神戸新聞』における闇市呼称の変遷
 二 図像・映像資料にみる焼け跡の神戸
 三 神戸の闇市における経験
 四 「闇」と警察の関係性


 第三部 闇市からの復興

第六章 在日朝鮮人のサバイバル――三宮国際マーケット
 一 在日朝鮮人の生活基盤の構築と展開
 二 三宮国際マーケットの形成経緯
 三 三宮自由市場の移転と朝鮮人自由商人連合会
 四 変わりゆく三宮国際マーケット
 五 三宮東地区における土地所有の推移

第七章 雑業者の台所――三宮ジャンジャン市場
 一 三宮ジャンジャン市場の営業形態と客層
 二 阪急三宮駅南側における土地所有の推移
 三 変わりゆく三宮ジャンジャン市場
 四 三宮ジャンジャン市場から市心駅前へ
 五 戦後都市雑業層の生活基盤の構築と展開

第八章 轟音直下のマーケット――鉄道高架下のふたつの商店街
 一 三宮高架商店街の定着過程
 二 飲食営業緊急措置令と露店飲食営業の転業
 三 元町高架通商店街の定着過程
 四 元町高架通商店街の盛衰
 五 阪神・淡路大震災の影響とそれから

第九章 引揚者の拠り所――湊川公園商店街
 一 湊川公園商店街の開業経緯
 二 一九五〇年神戸博開催と立退き問題
 三 神戸博開催後の再不法占拠と解消
 四 引揚者・復員者の生活基盤の構築

第十章 暮らしと観光の復興
 一 戦後日本の「観光」復興
 二 〈観光神戸〉の連続と断絶
 三 戦後都市に息づく商業集積

終章 戦後神戸の都市空間とせめぎあい――占領・復興・震災後
 一 戦後神戸というまちのあゆみ
 二 戦後神戸の都市空間と闇市
 三 多様な主体の織りなすせめぎあい――GHQ・地方自治体・住民の折衝と妥結


あとがき
図表一覧
参考文献

索  引 
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