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目次
工学部生のための研究の進めかた
A5判/並製/128頁
初版年月日:2018/03/24
ISBN:
978-4-7664-2503-1
 
(4-7664-2503-0)
Cコード:C2050
税込価格:2,200円
工学部生のための研究の進めかた
“使いやすさ”の追究と倫理的配慮

目次

 はじめに

1. 工学の研究とは何か
 1.1 工学とは何か
 1.2 工学の研究が目指すことは何か?
  1.2.1 ヨーロッパのErgonomics(エルゴノミクス)の流れ
  1.2.2 アメリカのHuman Factors(ヒューマンファクターズ)の流れ
  1.2.3 今日の工学と他の分野との融合
 1.3 多様な工学分野と社会への貢献
 1.4 工学研究の現在と未来

2. 工学研究でわれわれが陥りやすいミスは何か?
――ミスをしないためのポイント――
 2.1 工学の研究テーマをどう決めるか?
 2.2 工学の研究の計画をどう立てるか?
 2.3 ユーザの意見をどう吸い上げるか?
 2.4 ユーザの欲しいものをどう試作するか?
 2.5 試作したものの動作をどのように見ていくのか?
 2.6 試作したものをどのように採点するか?
 2.7 工学の研究ではどうまとめを行なうのか?
 2.8 本章のまとめ

3. 工学研究を行なううえでのルール
――人としての常識を守った研究を!――
 3.1 人を相手にすることの大切さを知ろう!
 3.2 どのような工学研究でのルールがあるのか?
 3.3 工学の研究の世界でのルール設定の動向を知ろう!
  3.3.1 個人情報
  3.3.2 侵襲性と非侵襲性
  3.3.3 拘束と非拘束
  3.3.4 資金
  3.3.5 行動観察や発話
  3.3.6 感性評価
  3.3.7 タスク実施
  3.3.8 質問紙調査やインタビュー
 3.4 3Dプリンタが当たり前になる時代のルールとは?
 3.5 「使いやすさ」の研究で気をつけるべきポイントは?

4. 工学の研究をどのように行なうか
――改めて基礎的な流れを押さえよう!――
 4.1 工学の研究での一般的なパターンとは?
 4.2 実際に工学の研究のテーマを決めてみよう!
 4.3 工学の研究の計画書を書いてみよう!
 4.4 生活者への調査を計画・実行してデータをまとめよう!
 4.5 生活者の声を大切にした試作品をつくろう!
 4.6 試作品の動作を確かめ,実際に生活者に使ってもらおう!
 4.7 工学の研究成果をまとめて発表しよう!


おわりに
索  引
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