ウィトゲンシュタインの教育学
後期哲学と「言語の限界」
プロローグ
第1章 ウィトゲンシュタインと教育学 1 問題の設定 2 ウィトゲンシュタインと分析的教育哲学 3 教育学におけるウィトゲンシュタイン研究
第2章 教育の言語ゲーム 1 言語ゲームの両義性 2 原初的言語ゲームへの懐疑 3 教育の言語ゲームの特質
第3章 イニシエーションと訓練 1 イニシエーションと学習のパラドクス 2 訓練をめぐる対立 3 訓練の原初性
第4章 言語・事物・規範性 1 直示的定義のパラドクス 2 懐疑論をめぐる対立 3 直示的定義における言語と事物
第5章 子どもの他者性 1 ウィトゲンシュタインのパラドクス 2 規則のパラドクス 3 教育可能性と他者性
第6章 語りえぬものの伝達 1 ウィトゲンシュタインの自我論 2 自我の確実性と不確実性 3 語りえぬものの伝達可能性
第7章 教育と言語の限界 1 蝶番のパラドクス 2 蝶番をめぐる対立 3 教育学的観点の深化
エピローグ
註 あとがき 文献 索引
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