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目次
いのちに国境はない
四六判/並製/248頁
初版年月日:2017/02/28
ISBN:
978-4-7664-2393-8
 
(4-7664-2393-3)
Cコード:C0036
税込価格:2,200円
いのちに国境はない
多文化「共創」の実践者たち

目次

序 章 いのちを守りたい! / 川村 千鶴子

 第T部 越境のすすめ
第1章 グローバル市民として生きる / チョウ チョウ ソー
 はじめに
 1 本屋さんが憩いの場
 2 建築現場で働く
 3 レストランの起業
 4 ジャーナリストとして
 5 教育に目を向ける
 おわりに

第2章 僕がパリの外国人だったころ / 増田 隆一
 はじめに ―― 異国で暮らす
 1 パリの日本人コミュニティ
 2 フランスの公共サービス
 おわりに

第3章 「多文化共創」は、辺境にこそあり!
―― 北の島サハリンで考えたこと / 下川 進
 はじめに ―― 辺境に行ってみよう!
 1 すぐそこにある不思議な島、サハリン
 2 注目! コリア系サハリン人
 3 領土問題の最前線ではあるけれど……
 4 ここはかつて戦場だった
 おわりに ―― 厳しい現実を超えて

第4章 映画から学ぶ移民とダイバーシティ
―― 映像メディアのパワーと役割 / ダニエーレ・レスタ
 はじめに ―― 映画はなぜパワフルなのか
 1 映像メディアの社会的役割
 2 映画に見る移民とダイバーシティ
 3 移民映画で地域交流!?
 おわりに

 第U部 主体性と多様性の学びが未来を拓く
第5章 外国にルーツをもつ子どもたちへの日本語教育
―― JSL教師の育成と支援を!/ 関口 明子
 はじめに
 1 日本の難民受け入れ
 2 難民への日本語教育
 3 外国にルーツをもつ子どもたちへの日本語支援
 4 JSL教師の育成と支援を!
 おわりに

第6章 夜間中学でいつでも誰でもどこでも基礎教育を!
―― 義務教育機会確保法成立までの道程 / 関本 保孝
 はじめに
 1 学習権が基本的人権を守る
 2 多様化する夜間中学生
 3 夜間中学での取り組み
 4 すべての人に義務教育を!
 5 政府が動き始めた
 6 基礎教育保障学会の設立
 おわりに――義務教育機会確保法が成立

第7章 地域に根ざした大学のグローバル教育
―― 秋田からの挑戦 / 椙本 歩美
 はじめに――農山村の多文化空間
 1 国際教養大学の多文化共生キャンパスライフ
 2 地域に根ざしたグローバル教育を創る
 おわりに――秋田が世界とつながるとき

第8章 庇護申請中の子どもたちと学び合う
―― 多様性を認め合う学校 / 土田 千愛
 はじめに
 1 庇護申請者とは
 2 庇護申請中の子どもたちの生活実態
 3 多様性を尊重する企画づくり
 おわりに

 第V部 まちも会社も活性化する「多文化共創」思考
第9章 多文化対応で住まい探しのお手伝い
―― 不動産屋が担う、まちのグローバル化 / 荻野 政男
 はじめに
 1 海外渡航が仕事のきっかけに
 2 住まいの情報を集めて回る
 3 外国人向け賃貸事業を始める
 4 グローバル化は不動産会社から
 5 多文化スタッフによる「外国人サポートセンター」
 おわりに

第10章 多様性を生かせば経営が変わる
―― 多文化共創という理念と実際 / 市橋 和彦
 はじめに
 1 多文化共創マーケティングが役立つ
 2 マーケティングの原点は相手の心を理解して好きになってもらうこと
 3 試作品の完成度が重要なポイントになる
 4 「利他ファースト」に徹したマーケティングを実施
 5 「あったらぜひ欲しい」を発見する
 6 20歳までに多文化と接する
 おわりに――多文化共創マーケティングのまとめと提言

第11章 在日ブラジル人児童の心の支援
―― 外国につながる子どもたちの「育てられる権利」を守る / 柴崎 敏男
 はじめに ―― 子どもたちは今
 1 子どもの育てられる権利
 2 正常な生育とは?
 3 在日ブラジル人支援とそこから見えてきたもの
 4 外国人児童生徒の障害発現率問題
 5 外国人児童のなかの発達障害の割合は本当に高いのか
 6 特別支援学級
 7 これからの子どもの支援 ―― せんだんは双葉より芳し
 おわりに

 第W部 いのちに国境はない
第12章 多文化スタッフが担うチーム医療
―― まちの多文化クリニックの試み / 冨田 茂
 はじめに――クリニックの成り立ち
 1 言葉の問題
 2 医療費と制度 ―― 外国人は医療費の支払いが困難なのか?
 3 生活の変化と医療
 4 病気の予防について ―― 健康診断
 5 障害の予防について ―― リハビリテーション
 おわりに

第13章 医療現場の多言語化を担う
―― 医療通訳という仕事 / マ テン テン ウ
 はじめに
 1 日本へ
 2 医療通訳者になる
 3 医療通訳者の仕事
 おわりに――クリニックのスタッフとともに

第14章 人のいのちに国境はない
―― 日本で作業療法士・医療通訳者として働きながら / 塩田 渡留侍
 はじめに
 1 医療と福祉を学びたい!
 2 プロになる!
 3 心と心、個性と個性で接する
 4 医療現場の多文化化
 おわりに

第15章 国際医療の現場と医療リテラシー
―― 地域で活躍するリーダーの育成 / 堀 成美
 はじめに
 1 「国際」病院に「国際」診療部ができた背景
 2 国際診療部と医療コーディネーター
 3 コミュニケーションに不可欠な医療通訳の手配
 4 医療通訳は誰のため?
 5 外国人患者が増えると未収金が増えるという誤解
 6 多様な文化についての学びと実践
 7 地域に伝えていくこと
 8 1点20円の重み
 おわりに

終 章 世界の混迷と危機を多文化共創のチャンスへ / 川村 千鶴子
 はじめに
 1 路地裏は多文化の宝庫
 2 10代のみなさんへ
 3 いのちの大切さを教えてくれた、あらゆる民族の助産訓練
 4 強制移動と平和のためのミュージアム
 5 老年期を迎えるとき
 おわりに ―― 多文化共創博物館

多文化共創の実践者から政府・自治体への7つの提言
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