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目次
メディアの公共性
A5判/並製/260頁
初版年月日:2016/10/31
ISBN:
978-4-7664-2377-8
 
(4-7664-2377-1)
Cコード:C3036
税込価格:2,750円
メディアの公共性
転換期における公共放送

目次

はじめに   編者一同

  第T部 メディアの公共性を問い直す
 
第1章 公共放送とは何か
 山腰修三
 1 放送の公共性とその制度化 / 2 公共放送の社会的機能 / 3 岐路に立つ公共放
 送 / 4 メディアの公共性の可能性

第2章  「公共サービスとしての放送」の限界と可能性
―― BBCの現代的意義
 中村美子
 1 はじめに ―― 放送の始まりと公共放送の誕生 / 2 公共放送モデルとしてのイギリス
 BBC / 3 市場原理の導入と公共サービス放送の縮小 / 4 公共放送の転換 / 5 公共
 サービスとしてのBBCの限界 / 6 公共サービスとしての放送の可能性 ―― BBCの現代
 的意義

第3章 メディアの公共性をめぐる制度と法
 鈴木秀美
 1 メディア法制における公共性 / 2 放送法制の概要 / 3 放送の自由と規制 / 4 NHK
 の公共性

第4章 メディアと公共性
 大石 裕
 1 はじめに ―― メディアと民主主義 / 2 公共圏としてのメディア / 3 メディアの公共
 性 / 4 公共サービス放送 / 5 公共サービスメディア / 6 結び ―― 公共性と共同性

  第U部 公共サービスメディア論の視点

第5章 ヨーロッパの公共放送の現状と課題
 中村美子
 1 公共放送から公共サービスメディアへ / 2 圧力にさらされる公共放送 / 3 PSMの六
 つの価値 / 4 EBU Vision 2020の提言 / 5 ヨーロッパPSMの課題

第6章 デジタル化と今後の公共放送
 タイスト・フヤネン
 1 はじめに / 2 公共放送から公共サービスメディアへ ―― 批判的考察の必要性 /
 3 放送と電子メディアとしてのラジオとテレビ / 4 メディア横断志向のユーザーと放送
 メディア / 5 おわりに

第7章 グローバル市場における公共メディアの役割とその価値
 タニヤ・マイヤーホーファー
 1 はじめに / 2 国内における公共サービスメディアの「市場主義化」 / 3 国境を越
 えた空間における公共サービスメディアの「市場主義化」 / 4 越境ネットワークの「市
 場主義化」 / 5 越境型のPSMの制度化 / 6 PSM間の連携のダイナミクス / 7 お
 わりに

第8章 公共サービスメディアの理念と商業化
―― BBCワールドワイドと英米系コンテンツの市場支配
 ヒルデ・ヴァン・デン・ブルック、カレン・ドンダース
 1 はじめに / 2 視聴覚コンテンツの流通・文化帝国主義、文化的近接性 / 3 PSM
 の理念と国内制作番組 vs. 海外購入番組 / 4 コンテンツ流通市場とBBCワールドワ
 イド / 5 おわりに
  
  第V部 メディアの公共性と公共放送のゆくえ

第9章 新興国と公共放送 ―― タイ公共放送の成立をめぐって
 パラポン・ロドライドォ
 1 はじめに / 2 タイPBSの目的と組織運営 / 3 タイPBSの基盤と市民参加モデル /
 4 タイPBSモデルの運営と成功 / 5 「公共メディア友の会」の拡大 / 6 「TV Jor Nuer」
 の経験 / 7 市民意識と「TV Jor Nuer」 / 8 おわりに

 解題(中村美子)

第10章 グローバル社会における公共メディアと災害報道
 田中孝宜
 1 はじめに / 2 NHKと災害報道 / 3 内なるグローバル化と災害報道 / 4 グローバル
 化で変わる公共放送 / 5 境界を越える公共放送

第11章 米国における非営利メディアの生態系
―― 公共放送への挑戦
 アラン・G・スタヴィツキー
 1 はじめに / 2 デジタル環境の変化 / 3 デジタルメディアによる地元ニュースの役
 割 / 4 デジタル・ニュース・メディアの国際報道 / 5 デジタルメディアの調査報道 /
 6 共通のコンテンツと共通の価値観 / 7 デジタルメディアは公共メディアにどのような
 影響を及ぼすのか / 8 おわりに

COLUMN アメリカにおける「公共放送」と新興の「非営利ネットメディア」(田中孝宜)

第12章 公共サービスメディアと人権
 ミンナ・アスラマ・ホロヴィッツ
 1 はじめに ―― PSMの存在意義 / 2 国民国家の文脈 ―― PSMを正当化するいくつか
 の議論 / 3 人権に基づくアプローチのグローバルな文脈 / 4 人権に基づくPSMのあり方
  ―― ヨーロッパの事例 / 5 グローバルな次元でのPSMの存在意義 ―― ユートピアか、
 一つの可能性か

第13章 コモンズとしての公共サービスメディア
 コリン・シュヴァイツァー
 1 公共サービスメディアからコモンズへ / 2 コモンズという概念 / 3 PSMとコモンズの関
 連性 / 4 コモンズとしてのPSMを検証する枠組み


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