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目次
東アジア生産ネットワークと経済統合
A5判/上製/240頁
初版年月日:2016/05/30
ISBN:
978-4-7664-2333-4
 
(4-7664-2333-X)
Cコード:C3333
税込価格:4,620円
東アジア生産ネットワークと経済統合

目次

 序文   木村福成

 第T部 生産ネットワークの安定性・頑健性

第1章 世界金融危機と生産ネットワーク   大久保敏弘
 1 はじめに
 2 アジアにおけるフラグメンテーションの進展と経済危機
  2.1 フラグメンテーションに関する研究動向
  2.2 サバイバル分析と国際貿易
 3 本分析のデータ
 4 退出と再参入 ―― 「退出・再参入ダイアグラム」
  4.1 退出と再参入の確率
  4.2 「退出・再参入ダイアグラム」
 5 サバイバル分析
  5.1 Kaplan-Meier推定
  5.2 Cox比例ハザードモデル
 6 推計結果
  6.1 退出
  6.2 再参入
 7 さらなる分析 ―― 新規参入
 8 まとめ ―― アジアのフラグメンテーションと中間財・部品貿易

第2章 3つの危機と生産ネットワークの頑健性   安藤光代
 1 はじめに
 2 2つの危機と日本の輸出動向
 3 2つの危機に直面した生産ネットワークの特徴
  3.1 輸出額の変化とその要因分解
  3.2 機械輸出の下落と回復の確率
  3.3 機械輸出の復活の確率とそのタイミング
 4 タイでの大洪水と日本企業の対応
 5 おわりに

 第U部 生産ネットワークの新展開

第3章 東アジアの生産ネットワーク   安藤光代
     ―― 域内での深化と域外との結びつき
 1 はじめに
 2 東アジア域内での深化
 3 北米の生産ネットワークとのリンク
 4 欧州の生産ネットワークとのリンク
 5 おわりに
 補論 電気電子産業と輸送機器産業の特性

第4章 生産ネットワークと生産性・雇用   松浦寿幸
     ―― 海外直接投資の企業データによる分析
 1 はじめに
 2 海外直接投資の影響の概念整理
  2.1 海外直接投資のインパクトの概念整理
  2.2 これまでの海外直接投資に関する実証研究
 3 分析の枠組み
  3.1 因果関係の特定について
  3.2 分析の手順
 4 データ
 5 推計結果
  5.1 単純比較
  5.2 マッチングによる分析
   5.2.1 傾向スコアの推計
   5.2.2 DID推計量
 6 おわりに

第5章 海外直接投資概念の再整理   大久保敏弘
     ―― 新しいFDIの分析手法と概念:「ネットワークFDI」
 1 はじめに
 2 直接投資の分類 ―― 伝統的な2分類から多様な分類へ
  2.1 実証研究の進展 ―― 多様な分類と新たな分析の視点
  2.2 理論研究の進展 ―― 「第3国」の存在
 3 「販売・調達ボックス・ダイアグラム」
  3.1 1つの事例 ―― FDIと開発戦略
 4 日本企業の海外子会社による販売と調達 ―― データ分析
  4.1 日本の海外直接投資
  4.2 販売・調達のパターン ―― 現地子会社の貿易パターン
  4.3 産業の特性
  4.4 進出先の国の特性
 5 3国以上での販売・調達パターン
  5.1 機械産業と「ネットワークFDI」
  5.2 アジアと欧州における電子機械産業のFDI
  5.3 米国における電子機械産業のFDI ―― 特異なパターン
  5.4 自動車産業のFDI
 6 「ネットワークFDI」と「販売・調達ボックス・ダイアグラム」の拡張と応用
  6.1 研究のアイデア
  6.2 応用例
   6.2.1 『通商白書2012』
   6.2.2 清田(2015)
 7 おわりに
    
 第V部 生産ネットワークと経済統合

第6章 自由貿易協定の利用   早川和伸
 1 はじめに
 2 自由貿易協定の概形
 3 関税スキーム選択
  3.1 基本設定
  3.2 関税スキーム選択と特恵利用率
 4 実証研究の整理
  4.1 特恵利用状況
  4.2 特恵利用に与える影響に関する実証研究
   4.2.1 特恵マージン、原産地規則、企業規模の影響
   4.2.2 特恵利用のための固定費用の計測
   4.2.3 特恵利用率に影響を与える、その他の要因
   4.2.4 スパゲティ・ボウル現象に関する分析
 5 今後の研究の方向性
 補論 第3節のモデルにおける導出

第7章 生産ネットワークとメガFTAs   木村福成
 1 GVCsと生産ネットワーク
 2 生産ネットワークを中心に据えた開発戦略
  2.1 GVCsとティア構造
  2.2 ティア3:GVCsへの接続
  2.3 ティア2:生産ネットワークへの参加
  2.4 ティア1a:産業集積の形成
  2.5 ティア1b:イノヴェーション・ハブの創出
  2.6 他地域への応用可能性
 3 ASEAN経済統合
  3.1 独自の経済統合モデル
  3.2 モノの貿易
   3.2.1 関税撤廃
   3.2.2 原産地規則・貿易円滑化・非関税障壁など
  3.3 その他の自由化努力
   3.3.1 サービス貿易
   3.3.2 熟練労働者の移動
   3.3.3 投資
   3.3.4 資本・金融
   3.3.5 グローバル・サプライ・チェーンへの参加
  3.4 開発アジェンダ
 4 RCEPとTPP
  4.1 第4の柱とRCEP
  4.2 TPPのインパクト
 5 おわりに

  あとがき
  索引
  執筆者紹介
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