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目次
断絶と新生
A5判/上製/280頁
初版年月日:2016/03/31
ISBN:
978-4-7664-2322-8
 
(4-7664-2322-4)
Cコード:C3022
税込価格:3,850円
断絶と新生
中近世ヨーロッパとイスラームの信仰・思想・統治

目次

序   神崎忠昭


T 知の挑戦
 預言者の聖なる「旅」に終末のヴィジョンを見る
 ―― イスマーイール派思想家ラーズィー(322/934歿)によるムハンマドの「夜の旅」と
 「昇天」の物語解釈から   野元 晋

 中世地中海世界における科学知の継承と占星術的天文学   岩波敦子

 中世存在論における断絶と改革
 ―― 超越概念をめぐって   山内志朗


U ことばをめぐって
 時代の分かれ道で
 ―― ニコラ・ド・クラマンジュの聖書主義   神崎忠昭

 イメージの効用をめぐる不安
 ―― 15世紀イングランドの宗教文学をめぐって   松田隆美


V 統治について
 カレル4世の『国王戴冠式式次第』にみる伝統と国王理念の変容   藤井真生

 中世都市トゥールーズの執政制   池上俊一

 宗教改革導入にともなう死者追悼儀礼廃止に対する請願
 ―― カトリック共同体からプロテスタント共同体への移行の狭間で   原田晶子


W 信仰のはざまで
 第2次アルプハーラス反乱再考
 ―― レコンキスタ運動はいつ終焉したのか   関 哲行

 17世紀チュニジアのモリスコ   佐藤健太郎


 次代に向かって―― あとがきに代えて   神崎忠昭
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