出版文化史の東西
原本を読む楽しみ

はじめに
写本から印刷本へ ― 「チョーサー全集」登場の舞台裏 徳永聡子
『アーサー王の死』の出版と受容の歴史 ― キャクストン版(一四八五)からフィールド版(二〇一三)へ 宮利行
日本の印刷文化と文学[講義再録] 林 望
キリシタン版の研究からわかること ― 和書と洋書のあいだ 折井善果
日本の絵入り本の歴史 ― 絵本が出版されるまで 佐々木 孝浩
江戸の絵本で遊ぶ ― 『御存商売物』をどう読むか 津田 眞弓
書物をして近代を語らしめよ ― 出版文化史から見た近代イギリスのジャーナリズム、小説、実録 原田範行
|