Contents
目次
アジア主義思想と現代
A5判/上製/344頁
初版年月日:2014/07/30
ISBN:
978-4-7664-2130-9
 
(4-7664-2130-2)
Cコード:C3021
税込価格:3,672円
アジア主義思想と現代

目次

 はじめに 長谷川雄一

第一部 アジア主義の原型
 第一章 華夷秩序とアジア主義  茂木 敏夫
  一 東アジア世界の構造変動の諸相
  二 前近代東アジアの華夷秩序
  三 近代世界との対峙と新たな秩序構想
  四 華夷秩序の新たな展開
  五 地域構想の競い合い・新世紀編

 第二章 アジア認識の形成と「アジア主義」
 ―― 第一次世界大戦前後の「アジア連帯」「アジア連盟」論を中心に  スヴェン・サーラ
  一 東アジアにおける地域統合とアジア認識
  二 明治初期のアジア連帯論
  三 日露戦争とアジア主義
  四 第一次世界大戦とアジア主義のブーム
  五 アジア主義と欧米の目
  六 感情から思想へ ―― 明治後期・大正期のアジア主義

 第三章 鹿子木員信とアジア主義
 ―― その思想的特徴を中心に  クリストファー・W・A・スピルマン
  一 鹿子木の歴史的意義
  二 鹿子木の生涯と思想
  三 全体主義への接近
  四 世界革命論とアジア解放
  五 アジア主義への目覚め
  六 鹿子木のアジア主義と現代

 第四章  満川亀太郎における初期アジア主義の空間 ―― 明治末を中心に  長谷川雄一
  一 世界的視野とアジア主義への発端
  二 中学時代の集大成『理想の日本』の世界
  三 「亜細亜モンロー主義」の提唱
  四 「太平洋問題」認識
  五 亜細亜義会への参加

第二部 近代日本外交とアジア主義
 第五章 近衛文麿に見るアジア主義の変化 ―― 中国認識を中心として  庄司潤一郎
  一 近衛の中国認識に対する割れる評価
  二 近衛の中国との関わり ―― 東亜同文会・東亜同文書院を中心として
  三 孫文との会見
  四 一九二〇年代の近衛
  五 満州事変をめぐって
  六 日中関係の危機に際して
  七 日中戦争の勃発と長期化
  八 東亜新秩序声明
  九 遅すぎた再認識

 第六章 重光葵の外交思想 ―― 「地域主義」と「東亜の解放」  波多野澄雄
  一 日中対立と「東亜の安定」
  二 「民族国家の生存競争」と「地域的平和機構」構想
  三 大東亜共同宣言と「地域主義」構想
  四 「重光思想」の歴史的位相
  五 冷戦下の外交構想 ―― 連続と断絶の諸相
  六 「東西のかけ橋」演説 ―― 冷戦を超えて

第三部 アジア地域主義とアジア共同体
 第七章 マレーシアにおけるアジア主義
 ―― マハティールの欧米観とアジア観  金子 芳樹
  一 東南アジアにおける「欧米」と「アジア」
  二 マハティールの対外観とその形成過程 ―― 欧米観とアジア観
  三 対外政策に見るアジア主義
  四 「脱欧米」としてのアジア主義

 第八章 東アジア共同体論の形成と展開  生田目学文
  一 東アジア共同体論の変遷
  二 日本における議論の視角
  三 共同体のゆくえ ―― メンバーシップの課題と機能的協力

  
  索 引
ページトップへ
Copyright (C)2004-2018 Keio University Press Inc. All rights reserved.