Contents
目次
メカニズムデザインと意思決定のフロンティア
A5判/上製/200頁
初版年月日:2014/05/30
ISBN:
978-4-7664-2144-6
 
(4-7664-2144-2)
Cコード:C3033
税込価格:3,080円
メカニズムデザインと意思決定のフロンティア

目次

 編者まえがき

第1章 グローヴスメカニズム  坂井豊貴
 1 はじめに
 2 メカニズムデザイン
  2.1 準線形環境
  2.2 メカニズム
  2.3 耐戦略性とグローヴスメカニズム
  2.4 ピボタルメカニズム
 3 公理的特徴付け
  3.1 準備
  3.2 ホルムストロームの定理
 4 おわりに

第2章 コア選択オークション   佐野隆司
 1 はじめに
 2 モデル
 3 VCGメカニズムとコア配分の関係
 4 コア選択オークションの均衡
  4.1 完備情報下のナッシュ均衡
  4.2 コア選択オークションと均衡同値性
  4.3 不完備情報の均衡分析
 5 おわりに

第3章 国債オークション   池邉暢平・坂井豊貴
 1 はじめに
 2 国債市場の中身
  2.1 国債市場
  2.2 国債の種類
  2.3 発行市場の詳細
 3 オークション方式の検討
  3.1 国債オークションの特徴
  3.2 様々な方式
 4 おわりに

第4章 最適シグナル   田村 彌
 1 はじめに
 2 例
 3 2つのアプローチ
  3.1 メカニズムデザインアプローチ
  3.2 ビリーフデザインアプローチ
 4 情報提供者がコントロールできない情報がある場合
  4.1 BCEアプローチ
  4.2 ビリーフデザインアプローチを用いた解法
 5 応用
  5.1 広告情報のコントロール
  5.2 価格差別とセグメンテーション
 6 おわりに

第5章 表明選好法と熟議型貨幣評価   柘植隆宏
 1 はじめに
 2 環境の価値と評価手法
  2.1 環境の価値
  2.2 環境評価手法
 3 表明選好法
  3.1 仮想評価法(CVM)
  3.2 コンジョイント分析
 4 表明選好法の前提を巡る議論
  4.1 前提の妥当性に対する疑問
 5 熟議型貨幣評価(DMV)
  5.1  DMVの方法
  5.2  DMVの研究動向
 6 おわりに

第6章 危険と不確実性のもとでの意思決定   林 貴志
 1 はじめに
 2 客観的期待効用理論
  2.1 危険態度
  2.2 期待効用表現:発見的構成法
  2.3 危険選好の期待効用表現
  2.4 期待効用表現の公理的特徴付け
  2.5 独立性と動学的整合性
  2.6 多段階くじの環元と帰結主義
 3 主観的期待効用理論
  3.1 主観的信念の同定
  3.2 Savageの主観的期待効用理論
  3.3 Anscombe = Aumannの主観的期待効用理論
 4 信念の曖昧さ
  4.1 Ellsbergの逆理
  4.2 非加法的主観的期待効用理論
  4.3 multiple-priors主観的期待効用
  4.4 2階の信念と曖昧さ回避
 5 情報と信念
 6 信念の改訂
  6.1 ベイズ改訂と動学的整合性
  6.2 曖昧な信念の改訂

第7章 空港到着枠の再編成マッチング   大谷秀平・坂井豊貴
 1 はじめに
 2 到着スケジュールの組み替え
 3 コンプレッション・アルゴリズムとコア
 4 トレード・サイクル・アルゴリズム
 5 おわりに
 
 索 引
ページトップへ
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.