地方財政論
受益と負担関係明確化へのシナリオ

はしがき 序 章 財政構造改革の必要性と意義 1 21世紀の経済社会のトレンド 2 財政赤字の問題点 3 わが国で顕著な経済社会制度の疲労 4 経済社会制度改革の根底にある行財政制度の見直し 5 改革の方向を左右する少子高齢化 6 行財政制度に内在する受益と負担の不明瞭な関係 7 今後の財政構造改革の方向
第1章 財政赤字の意味と本質 1 わが国の経済・財政運営の歩み 2 財政赤字の意味と政府の範囲 3 財政赤字の性質 4 財政赤字拡大の背景と本質
第2章 わが国の行財政制度の特徴と問題点 1 行財政制度をめぐる最近の動き 2 行財政制度の特徴と問題点 3 資金の出入りが多い仕組みを有する国家の行財政制度 4 国の関与度合いが強い地方の行財政制度 5 課税自主権に制限のある地方
第3章 受益と負担の経済学 1 国・地方の財政の役割 2 補助金の見直しと地方分権の必要性 3 求められる応益重視の税制 4 公債の負担と行財政運営の考え方
第4章 財政・税制・年金改革の方向性 1 行財政改革の基本的な考え方 2 財政健全化のための具体的なシナリオ 3 税制改革の考え方 4 公的年金制度改革の考え方
結 び あるべき経済社会とは
巻末資料集 1 財政関係法令 2 地方分権関連 3 財政関連指標等
参考文献
索 引
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