貧者を愛する者
古代末期におけるキリスト教的慈善の誕生
序言 まえがき
第一章 「貧者を愛する者」― 一つの公的な徳目の創造― 「都市を愛する者」から「貧者を愛する者」へ 「受けるよりも与えるほうが幸いだ」―パウロからコンスタンティヌスまで― コンスタンティヌス以後―特権と救貧―
第二章 「貧者を治める者」司教とその都市―
第三章 「謙譲」―東方帝国における貧困と連帯―
ピーター・ブラウンの古代末期理解をめぐって―訳者あとがきに代えて― 一 「古代末期」という時代区分 二 P・ブラウンの古代末期像―特にその変遷― 三 評価
論考(戸田) 註
索引
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