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目次
死の欲動とモダニズム
四六判/上製/304頁
初版年月日:2012/02/29
ISBN:
978-4-7664-1911-5
 
(4-7664-1911-1)
Cコード:C3098
税込価格:3,080円
死の欲動とモダニズム
イギリス戦間期の文学と精神分析

目次

はじめに

序章 破綻あるいは失敗の美学/倫理

第I部 ヴァージニア・ウルフ/歴 史
 第一章 欲動の美学化とその不満
       ――『ダロウェイ夫人』と「快感原則の彼岸」
 第二章 ラディカルな「内部」としての「外部」
       ――『灯台へ』とメラニー・クライン 

第II部 ブルームズベリー/クライン/フロイト
 第三章 「母」を巡るメタ心理学
       ――ブルームズベリー、クライン、モダニズム
 第四章 リットン・ストレイチーのクイア的自己成型
       ――『エリザベスとエセックス』

第III部 戦 争/文 学/メタ心理学
 第五章 不在の戦争、あるいは享楽の反復
       ――キャサリン・マンスフィールド「至福」
 第六章 心に開いた生の傷
       ――メイ・シンクレアの『ロマンティック』を読む
 第七章 共同体とエロス、あるいは死の欲動の美学化
       ――ウィリアムズ、エンプソン、フロイトの交錯点

エピローグ ラディカル・クライン


あとがき
参考文献
索引
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