グローバルR&Dマネジメント

はしがき
序章 問題意識と本書の構成
第T部 グローバルR&Dの組織力学 第1章 自律性と統制の緊張関係 ―対外的・対内的リンケージとの関係から 1 はじめに 2 過去の研究 3 概念の枠組み 4 調査設計 5 調査結果 6 結論
第2章 本社と海外R&D拠点との間の認識のずれ ―自律性と情報共有に着目して 1 はじめに 2 概念の枠組み 3 データと方法 4 アンケート・データの分析 5 定性分析 6 結論
第3章 海外R&D拠点の役割の進展 1 はじめに 2 データと方法 3 海外R&D拠点の役割の進展 4 本社−海外現地R&D拠点関係の変化 5 半情報結合された自由を達成するための戦略的連携 6 結論
第U部 イノベーションを促進するグローバルR&D戦略 第4章 リージョナル・マネジメントとグローバルR&D 1 はじめに 2 ナレッジの流動化とリージョン 3 イノベーションのリレー役としてのリージョナル・オフィス 4 結論
第5章 グローバルR&D戦略とナレッジ・マネジメント 1 はじめに 2 理論フレームワーク 3 データと方法論 4 分析と考察 5 結論
第6章 海外R&D拠点における探索型研究の推進要因 1 はじめに 2 理論的背景と仮説 3 データと方法論 4 分析結果 5 考察と結論
第V部 R&D戦略とマクロ環境 第7章 国家政策と企業戦略の共進化 ―バイオテクノロジー産業の事例から 1 はじめに 2 制度と変化―分析の枠組み 3 日本の製薬・バイオ産業におけるナショナル・イノベーション・システムとその限界 4 マクロ/ミクロ・イノベーション・システムの共進化 5 結論
第8章 R&Dの国際化と産業特性 ―エレクトロニクス産業と製薬産業の事例から 1 はじめに 2 直線的・漸進的プロセス―エレクトロニクス産業 3 R&Dのグローバル化の段階での途絶 4 直線的・漸進的モデルの例外―製薬産業 5 産業間の差異―エレクトロニクス産業と製薬産業 6 産業内での差異 7 地域間の差異 8 結論
第9章 世界標準プラクティスの社内における普及障害要因 ―日欧製薬企業の事例から 1 はじめに 2 これまでの関連研究 3 仮説 4 データと方法論 5 分析結果とディスカッション 6 結論
第10章 中国とインドへのR&D展開 1 はじめに 2 R&Dグローバル化における一般通念と例外 3 中国とインド―通説と実態 4 結論―一般通念とアジアの特殊性のバランス
第11章 メタナショナル経営論に向けて 1 はじめに―メタナショナル的現象の出現 2 既存理論による説明可能性とメタナショナル論の台頭 3 メタナショナル経営における7つのジレンマ 4 メタナショナル経営における今後の研究課題 5 結論
謝辞 初出一覧 参考文献 索引
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