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法体系の概念(第2版)
A5判/上製/344頁
初版年月日:2011/09/05
ISBN:
978-4-7664-1871-2
 
(4-7664-1871-9)
Cコード:C3032
税込価格:6,380円
法体系の概念(第2版)
法体系論序説  〔解説追補版〕

目次

 はしがき
 略語
 凡例

序論

T オースティンの法体系論
 1 主権
 2 存在の指標
 3 同一性の指標
 4 法体系の構造

U オースティンの理論:批判
 1 主権の無制限性
 2 人的服従について
 3 主権の統一性
 4 立法について
 5 独立性について

V 規範理論の構成要素
 1 規範的言明
 2 規範の構成要素
  A 規範の構造に関するベンサムの説明
  B 規範の構造に関するケルゼンの立場
 3 規範の存在
  A 派生的な創造条件
  B 派生的な消滅条件
  C 原初的な存在条件

W 法の個別化について
 1 個別化の問題
 2 法の個別化へのケルゼンのアプローチ
 3 ケルゼン対ベンサムー比較

V ケルゼンの法体系論
 1 法体系の存在
 2 同一性の指標
 3 同一性の指標―根本規範の役割
 4 同一性の指標―有効性の連鎖
 5 法体系の構造
  A 個別化に関する二つの選択的原理
  B 一方の分類を他方の分類に投影することの可能性
  C 静態的原理の優越性
 6 独立的規範について

VI 諸規範の体系としての法体系
 1 定言命令的規範
 2 根本規範と動態的正当化
 3 体系の構造とその体系に属する諸法の個別化
  A 制限的要件
  B 指導的要件
 4 義務賦課法
 5 権能付与法
  A 服従法に関する覚書き

Z 諸法の体系としての法体系
 1 法の規範性について
 2 許可について
 3 権利を設定する法について
 4 発生的構造および作用的構造
  A 強制的サンクションに関する覚書き

[ 法体系の同一性
 1 非定時点的な法体系の同一性
 2 定時点的な法体系の同一性とその所属資格
 3 承認のルールについて
  A 法と紙に書かれた法との関係に関する覚書き

\ 法体系の存在について
 1 実効性の原理について
 2 幾つかの追加的な指摘

おわりに:源泉,規範性および個別化
 1 源泉
 2 個別化一般
 3 権能付与的ルール
 4 規範性
 5 規範的言明

ラズの法体系論――『法体系の概念』の意義と課題―― (松尾弘)

訳者あとがき
復刊によせて
文献目録
人名索引
事項索引
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