英語教育のグランド・デザイン
慶應義塾大学SFCの実践と展望

謝辞 はじめに
第1章 SFCにおける英語教育 SFCの教育理念(1990〜2000) 個別科学と知識伝授型の弊害 新しい科学方法論 知識伝授型から問題発見・解決型へ SFCのカリキュラム(1990〜2000) 外国語科目(英語)の位置づけ(1990〜2000) インテンシブ英語―「自己発信型」プログラム コア・クラス=プロジェクト&ワークショップ TOEFL Placement
第2章 プロジェクト・クラスの軌跡 コミュニケーション重視―「発信型」授業を基盤として 関心事の徹底追求(問題のコンテンツ発見) コミュニケーションとは 「状況」からのメッセージ 「状況」の多様性と「メッセージ」の多様性 受講生のテーマ―1960s & 1967s特集 コンピュータ班、コンピュータ・グラフィクス 「メッセージ」の多様性と「伝達メディア」の多様性 言語とは 言語、方言、スタイル 言語構造とその使用 言語の使用 どんな英語がポイントか 表現メディアに長けた作品 表現形態 プロフェッショナル・スキル 生涯続くリサーチ テキスト『発信する大学』と授業運営 教員の役割と資質 コミュニケーションの場としての教室
第3章 成績評価と授業評価 学生の成績評価 英語の4技能を向上させるプロジェクト・クラス 学生による授業評価 授業全体の総合的評価を示す「私はこの授業をほかの学生にすすめたい」の項目 授業の内容に関する項目 授業担当者の適性と意欲に関する項目 履修者の意欲についての項目 伝達メディア、テキスト資料に関する項目
第4章 カリキュラムVersion 2に伴う変革 カリキュラムVersion 2 「モジュラー」という概念 「インテンシブ英語」からの脱却 「スキル・モジュラー」と「コンテンツ・モジュラー」 「コンテンツ・モジュラー」科目の実際
第5章 21世紀グローバル英語プログラムのデザイン グローバル時代のコミュニケーションとは Global Englishは多様性に富む Global Center for English Dynamics構想 English Supporting Network 世界中の大学との競争を念頭に置いたプログラム・デザイン English Resource Network 研究活動の実例としての「CAMILLE」
おわりに 参考文献 付属資料
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