触れ、語れ
浮世絵をめぐる知的冒険

はじめに―紙上ワークショップをはじめます 津田眞弓
第一章 〈知る〉浮世絵に親しむ 保永堂版『東海道五拾三次』の歴史的位置を知るために|津田眞弓 江戸時代の人と視界を共有するために|津田眞弓 コラム 書物は文化のタイムカプセル|佐々木孝浩
第二章 〈見る〉浮世絵の中に何を見るか 言葉で表現する「神奈川沖浪裏」|吉田恭子 音楽で表現する「神奈川沖浪裏」|田上英江
第三章 〈語る〉目を閉じて浮世絵を見よう 浮世絵を言葉と触覚で表現するワークショップ―モダリティと言葉を駆使した知覚世界の再発見|中野泰志 「箱根湖水図」を見る紙上ワークショップ|寺島薫+平山清美 モデル 「触って見る浮世絵」グループワーク
第四章 みんなの「箱根湖水図」 参加者が作った触図「箱根湖水図」|ワークショップと展示から 「箱根湖水図」を語る|吉田恭子
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