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目次
歴史に語られた遺跡・遺物
A5判/並製/308頁
初版年月日:2011/04/25
ISBN:
978-4-7664-1828-6
 
(4-7664-1828-X)
Cコード:C3021
税込価格:3,520円
歴史に語られた遺跡・遺物
認識と利用の系譜

目次

序章 考古学史研究の新視点
 第一節 考古学史の再構築
 第二節 遺跡・遺物認識の考古学
 第三節 遺跡・遺物認識研究の方法
 第四節 先行研究

第一部 わが国における遺跡・遺物認識の系譜
第一章 先史時代
 第一節 「過去」の遺跡の認識と忌避
 第二節 「過去」の遺物の認識と転用
 第三節 先史時代における遺跡・遺物認識

第二章 古代
 第一節 記録された「過去」の遺跡
 第二節 古墳の破壊・忌避・再利用
 第三節 記録された「過去」の遺物
 第四節 「過去」の遺物の採集・転用
 第五節 古代における遺跡・遺物認識

第三章 古代末〜中世
 第一節 記録された「過去」の遺跡
 第二節 古墳の盗掘・破壊
 第三節 古墳・「やぐら」の再利用・転用
 第四節 「過去」の遺物の転用
 第五節 古代末〜中世における遺跡・遺物認識

第四章 近世
 第一節 記録された「過去」の遺跡
 第二節 古墳の学術発掘
 第三節 遺跡の転用
 第四節 記録された「過去」の遺物
 第五節 遺物の転用
 第六節 近世における遺跡・遺物認識

第二部 遺跡・遺物の諸相
第一章 伝説に関わる遺跡・遺物
 第一節 「記憶装置」としての遺跡・遺物
 第二節 伝説と結びつく遺跡・遺物
 第三節 歴史的事象と結びつく遺跡・遺物
 第四節 証拠品としての遺物

第二章 遺跡・遺物利用のポリティックス
 第一節 古墳再利用の意味
 第二節 地域史に組み込まれた古墳
  第三節 年号の捏造・改ざんと村おこし
第四節 流行神になった横穴墓

終章 遺跡・遺物認識論から遺跡・遺物の社会史へ
 第一節 社会的存在としての遺跡・遺物
 第二節 遺跡・遺物の社会史へ向けて

あとがき
図表一覧
引用・参考文献
索引
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