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目次
〈癒し〉のナショナリズム
四六判/上製/232頁
初版年月日:2003/05/25
ISBN:
978-4-7664-0999-4
 
(4-7664-0999-X)
Cコード:C1030
税込価格:1,980円
〈癒し〉のナショナリズム
草の根保守運動の実証研究

目次

序文 小熊英二

第一章 「左」を忌避するポピュリズム     小熊英二
―現代ナショナリズムの構造とゆらぎ

「下からのナショナリズム」運動/「価値観の揺らぎ」からの脱出/無定形から「保守」へ/天皇の位置/「保守の言葉」に回収される揺らぎ

第二章 「新しい公民教科書」を読む     小熊英二
―その戦後批判を点検する

個人主義だけがエゴイズムか/「防衛義務」の安直な強調/「国体論」との類似/マルクス主義の市民観にも似ている/戦後思想への無理解/強烈な欧米コンプレックス

第三章 <普通>の市民たちによる「つくる会」のエスノグラフィー    上野陽子
―新しい歴史教科書をつくる会神奈川県支部有志団体「史の会」をモデルに



問いの設定/先行研究の批判的検討/『歴史認識と授業改革』/『文化ナショナリズム の社会学』/研究対象・研究方法

1「史の会」のエスノグラフィー
 「史の会」の風景/沿革/組織構成/運営方法
2「史の会」を支える三タイプの参加者たち
  I サイレント保守市民/インタビュー:サイレント保守市民/ 
  II 市民運動推進派/インタビュー:市民運動推進派/ 
  III 戦中派/インタビュー:戦中派/各タイプ間の温度差/
    新しい「保守」と昔ながらの「保守」/運動支持派と運動推進派/
    「つくる会」本部への批判(運動論・組織論)/「弱気な日本」を    嘆く声―「史の会」の最大公約数
3 <普通>の市民たちの限界
  個人主義的な保守市民たち/教科書問題ブームのその後/普通の市民   たちによる草の根保守運動とは
  資料編

第四章 不安なウヨクたちの「市民運動」     小熊英二

「市民運動」との類似性/参加者たちの思想傾向/「普通」の意味するところ/「史の会」の構成/今後の展望

あとがき 上野陽子
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