運動+(反)成長
身体医文化論 II

序、精神から身体へ、それから・・・ (武藤浩史・槫沼範久)
I、知の構成の中へ ・人体実験と近代医学の成長(市野川容孝) ・「運動」の起源と「生理学的身体」イデオロギー(北澤一利) ・脳と運動(坪川達也) ・精神分析における発達の構成(松本展明) ・移動としての学習(熊倉敬聡)
II、文化の政治の中へ―成長/反成長 ・複製技術時代の優生学(中山徹) ・(反)成長物語の中の優生学とサフレジズム(大田信良) ・D・H・ロレンス『恋する女たち』における「柔術」と身体文化(木下誠) ・漱石と神経衰弱と退化と(仙葉豊) ・乳母の戦略(中村哲子) ・身体の「西洋化」を巡る(真嶋亜有)
III、生の運動・反復の中へ ・脚の復権(横山千晶) ・運動と医療(青柳幸利) ・音楽演奏行為における楽器と身体(小沼純一) ・舞踏/舞踏譜による身体の変容 (松沢慶信・和栗由紀夫・武藤浩史・槫沼範久)
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