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目次
保険学のフロンティア
A5判/上製/328頁
初版年月日:2008/11/10
ISBN:
978-4-7664-1561-2
 
(4-7664-1561-2)
Cコード:C3333
税込価格:3,960円
保険学のフロンティア

目次

序章 『保険学のフロンティア』解題   石田重森

第1章 経済俯仰――その社会学的基盤に立って   庭田範秋
 1 経済学の流れの中に
 2 資本主義の黎明と経済思想
 3 新時代の新学理の登場と相剋
 4 “ケインズ革命”と呼ばれる由縁
 5 近代経済学と呼ばれるものは,そのまま“現代経済学”に突入,結晶と成っていく
 6 近代経済学≒現代経済学の諸学者の主張
 7 わが国の経済学者とその主張
 8 新しい学問の登場と発展,有能性と発効力

第2章 保険をめぐる共同体と相互扶助   岡村国和
 1 ポランニーの「埋め込み理論(embeddedness)」 
 2 共同体内における個人と相互扶助
 3 保険のルーツと相互扶助
 4 現代社会保険と相互扶助

第3章 保険の仕組みと保険の定義――保険集団の存在を前提とした所説の再検討をとおして   米山高生
 1 はじめに
 2 「保険とは何か」を判別する試み――古瀬説と吉澤説の検討
 3 保険集団の存在を前提にした「保険の仕組み」の検討
 4 リスク移転を手段として理解する「保険の仕組み」の理論的根拠
 5 社会的な観点からみたリスク軽減の手法 
 6 小括――保険集団を前提としない「保険の仕組み」と新保険法における保険の意義規定


第4章 保険業のCSR(企業の社会的責任)と現代的課題    堀田一吉
 1 はじめに――CSRへの関心の高まりと社会的背景
 2 ステークホルダーの多様性とCSR
 3 企業戦略としてのCSR
 4 環境問題と保険業
 5 保険業におけるCSRの課題
 6 おわりに

第5章 保険業のブランド・エクイティ   藤田楯彦
 1 保険ブランドの重要性
 2 保険産業のブランド力
 3 長期的経営視点の保険産業の課題

第6章 保険企業によるモラルハザードとその対応――なぜ保険金不払い問題は全社的に発生したか   田畑康人
 1 はじめに
 2 問題の視点
 3 不払い問題の特徴――全社的に発生した不払い問題
 4 保険業界の不払い問題への認識と対応
 5 経済学的にみた不払い問題とその対応
 6 保険の第一原則の再確認――保険の第一原則は「収支相等の原則」か
 7 おわりに――保険は誰のために存在するのか

第7章 投資意思決定における保険契約の役割   石田成則
 1 問題意識
 2 投資意思決定をめぐる利害対立の様相
 3 保険契約が投資意思決定に及ぼす影響――保険と資金調達の相互依存性
 4 考察のまとめと今後の課題

第8章 再保険サイドカーの意義   吉澤卓哉
 1 保険リスクの新しい移転手法
 2 サイドカー取引の長所
 3 サイドカー取引の短所
 4 再保険サイドカーの本質

第9章 バーゼルUとソルベンシーU――金融・保険の融合と資本要件規制    永田 裕司
 1 はじめに
 2 資本要件規制の意義と課題
 3 銀行業におけるバーゼルUへの移行
 4 EUソルベンシーUの動向
 5 おわりに

第10章 日本版コーポレート・ガバナンスの課題と今後   藤本三喜男
 1 はじめに
 2 会社財産に対する株主と債権者の利害対立とその調整
 3 企業統治メカニズムとは何か
 4 外部ガバナンス
 5 おわりに

第11章 生命保険契約の保険金受取人変更権に対する制限   肥塚肇雄
 1 はじめに
 2 生命保険契約の保険金受取人変更権の法的性質
 3 実務上の取扱い問題点
 4 保険法の見直しに関する要綱案との関係
 5 結びにかえて

第12章 傷害保険における外来性要件と疾病免責条項   佐野誠
 1 はじめに
 2 最高裁判例の内容
 3 最高裁判例の判断枠組み
 4 因果関係
 5 最高裁判例理論の評価
 6 おわりに

第13章 訴訟からみた製造物責任法の課題と損害保険の役割   大羽 宏一
 1 はじめに
 2 訴訟一覧の観察結果
 3 これから法律をどのように変えていくべきか
 4 賠償責任保険の役割
 5 製品のリコールと保険
 6 まとめ

第14章 アメリカにおける近年の医療保険改革   中浜 隆
 1 はじめに
 2 州児童医療保険の創設
 3 メディケアの改革
 4 おわりに

第15章 アメリカ労使関係の形成と生命保険会社
――ウェルフェア・キャピタリズムの再評価に関連して   中川誠士
 1 はじめに
 2 アメリカ型福祉国家システムにおける医療保険制度
 3 労使関係のアメリカ的特徴
 4 ウェルフェア・キャピタリズムと生命保険会社
 5 おわりに
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