失われた民主主義
メンバーシップからマネージメントへ

まえがき 序文と謝辞
第1章 ウォレン・ダージンの墓石――アメリカにおける草の根民主主義 市民世界の変貌/ 合衆国における草の根民主主義の高まりと変貌/ 本書の見取り図 第2章 いかにして合衆国は市民共同体となったのか 「小さいことは美しい」――今日の多くが受け入れている物の見方/ ボランティア主義と民主的共同体の建設/ 古い見方への新証拠/ アメリカにおけるボランティア主義の起源/ 市民共同体としてのアメリカの近代化/ 自発的連合体の急増/ 二〇世紀における市民社会/ ボランティア主義と民主的ガバナンス
第3章 結社(ジョイナー)好き、組織者、市民 メンバーシップの意味/ 組織者を入会させる組織者/ 民主的市民精神への道筋/ 回顧と展望
第4章 メンバーシップからマネージメントへ 古い連合体と新しい社会運動/ アドボカシーの噴出/ アドボカシー時代のメンバーシップ集団/ 一変した市民世界
第5章 なぜ市民生活は変化したのか 社会的慣習からの解放と市民世界の変貌/ 政治的機会と結社の変化/ 結社建 設の新しいモデル/ トップの変化/ 改造された市民生活
第6章 我々は何を失ったのか トップダウンの市民世界/ 失われた民主主義/ 二〇〇一年の<9・11>以後の市民性復興か
第7章 アメリカ市民社会の再構築に向けて 有害な対策/ 草の根民主主義の新しいモデル/ メディアと民主性再興/ ナショナルな政治の改革/ アメリカの失われた民主主義の再興
訳者あとがき 註 索引
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