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目次
グローバル・ナショナル・ローカルの現在
A5判/上製/426頁
初版年月日:2006/03/31
ISBN:
978-4-7664-1259-8
 
(4-7664-1259-1)
Cコード:C3030
税込価格:4,950円
グローバル・ナショナル・ローカルの現在

目次

序 章 グローバル化のトポロジーとトポグラフィー (山本純一)

第1部 グローバリゼーションと市民社会

 第1章 インボランタリーからボランタリーへ
      ――「愛国主義」時代の中国で宗教系慈善団体が持つ意味 (田島英一)
      はじめに
      1 宗教系NPOが持つ戦略的意義
      2 宗教的価値の実践にともなう制度困難
      3 宗教系NPOの事例
      4 上海YMCAアンケート分析
      おわりに

第2章 中国の地域社会近代化への模索
     コミュニティNPOの創出  (沈 潔)
      はじめに
      1 地域社会の意味についての論考
      2 イデオロギー的地域社会づくりの挫折
      3 「単位社会」の形成およびその崩壊
      4 生活サービス供給型のコミュティへの模索
      5 「社区服務」から「社区建設」へ
      6 コミュニティNPOの創出
      おわりに
 
第3章 グローバリゼーション下のアルゼンチンにおける市民社会の政治化
      ――ピケテーロス運動に焦点を当てて (廣田 拓)
       はじめに
      1 グローバリゼーションとアルゼンチンの対応
      2 アルゼンチン社会のローカルな対応――「新しい市民社会論」の視座から
      3 ピケテーロス運動
      おわりに

第4章 国家、市場を社会に埋めこむ
      ――ブラジルにおける多元的社会創造への挑戦 (小池洋一)
      はじめに
      1 侵食される社会
      2 社会を強化する試み
      3 資本主義の修正
      おわりに

第2部 グローバリゼーションと農村社会

第5章 中国農村における村民選挙と権力構造の変容
      ――江西省の村落を事例として (鄭 浩瀾)
      はじめに
      1 調査村落の概況
      2 権力構造と村民選挙
      3 村幹部、村民と「自治」
      おわりに

第6章 コーヒーのフェアトレードの可能性と課題
      ――メキシコ・チアパス州の2つの生産者協同組合を事例として (山本純一)
       はじめに―研究の背景と目的
      1 メキシコ・コーヒー産業小史
      2 コーヒーFT運動の現状
      3 事例分析
      おわりに――「市場との接合」は可能か

第7章 グローバル危機と社会行動仏教による人間の安全保障
      ――アジアのローカル文化復興によるオルタナティブ発展 (野田真里)
      はじめに
      1 グローバリゼーションの力学
        ――人間の安全の危機とオルタナティブな草の根(ローカル)文化の
           復興としての仏教的開発
      2 タイにおけるグローバリゼーションによる危機と開発僧の実践
      3 仏教によるオルタナティブ発展のグローバルネットワーク
        ――カンボジアとインドを中心に
      おわりに――「人道的グローバリゼーション」にむけて     

第3部 ナショナリズムの諸相
      
第8章 食とナショナル・アイデンティティ
      ――日本のコメ輸入反対論を事例として (小嶋亜維子)
      はじめに
      1 アイデンティティと食の選択
      2 「国民」と「ナショナルな食」
      3 事例――コメの輸入反対論
      おわりに

第9章 反捕鯨問題をめぐるグローバリズムとナショナリズム (安田 涼)
      はじめに
      1 近代における捕鯨小史
      2 国際的捕鯨環境の変化
      3 反捕鯨問題の成立
      おわりに

第10章 コミュニティを基軸にしたチカーノ・ナショナリズムの構築
      ――1960年代のロス・アンゼルスで生まれたポリティクス (桑野真紀)
      はじめに
      1 1960年代 激動のアメリカ社会
      2 チカーノ・ナショナリズムの台頭
      3 コミュニティを基軸にしたナショナリズム
      4 希望の哲学としてのコミュニティ
      おわりに

第11章 ブータンの国家戦略
      ――両大国のはざまで (野村 亨)
      はじめに
      1 ブータンとはどのような国か
      2 国家統一のプロセス
      3 地政学的観点からみたブータン
      おわりに――どうしたら生き残れるのか? シッキムとネパールの教訓

第4部 <ナショナル>を超えるガバナンスの可能性

第12章 マルチレベル・ガバナンスの有効性         
      ――バルト海の環境問題を事例として (市川 顕)
      はじめに
      1 バルト海の概要と環境汚染の特徴
      2 バルト海諸国による環境問題をめぐる地域協力
        ――Helcomを中心として
      3 ポーランドとバルト海環境協力
      4 バルト海における地方自治体を中心とした地域協力
      5 バルト海地域協力とマルチレベル・ガバナンス
      おわりに

第13章 イスラームとグローバル・ガバナンス (奥田 敦)
      はじめに
      1 ナショナリズムとイスラーム
      2 ローカリズムとイスラーム
      3 グローバル化とイスラーム
      4 イスラームとグローバル・ガバナンス
      まとめにかえて

あとがき (野村 亨)
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