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オリジナル連載
リスクマネジメントフォーラム
 
コーディネーター 青井 倫一・竹谷 仁宏  

 

(「はじめに」より)・・・本書の編者である青井倫一教授・竹谷仁宏氏が主催する「リスクマネジメント・フォーラム」では、本書の著者をはじめ政・財・官・学各界から人材を募り、企業 活動はもとより、広くこれからの社会とリスクとのかかわり方について活発な議論を行っています。このページでは、フォーラムの皆様にご協力をいただき、身 近な話題を通してリスクを考えるための視点を提供しています。皆様が時代の先を見据え、しなやかに生き抜くためのヒントとなれば幸いです。
第1回 アスベスト問題のリスクマネジメント
著者:美馬達哉(京都大学高次脳機能総合研究センター助手)


                                  
オリジナル連載
「ケンブリッジ・ガゼット」
ハーバード大学政治経済情報 栗原報告
  『ケンブリッジ・ガゼット』は、過去2年間に執筆された内容を再構成し、 加筆・修正のうえ、『日本の知識戦略――ハーバードでの経験から』 として、本年11月に刊行されました。
 著者:栗原 潤(ハーバード大学ケネディスクール[行政学大学院]シニア・フェロー)

 

(冒頭より) 2003年5月、一人の日本人研究者が、ボストン市の川向かい、ケンブリッジ市にあるハーバード大学ケネディ・スクールに移ってきました。同スクール唯一の日本人シニアフェロー・栗原潤氏の新たな研究生活が、ここから始まります。
 同校で、栗原氏は「研究者・企業家・政治家・官僚といった垣根を越えて優れた知性の持ち主たちが集まり、議論し、新たな知見を生み出し、それが個々人相互はもちろん、米国の企業、社会、国家をも変革していく過程――米国のダイナミックな知識戦略形成過程――」を間近に観察してきました。
オリジナル連載 NEW!
グローバル時代における知的武者修行を目指す若人に贈る
栗原航海(後悔)日誌@Harvard

『ケンブリッジ・ガゼット:Lessons Learned』
 著者:栗原 潤(ハーバード大学ケネディスクール[行政学大学院]シニア・フェロー)

 

 (第1号冒頭より) 「グローバル時代における知的武者修行」を目指す若い方々を対象として、このニューズレターを慶應義塾大学出版会のウェブサイトから発行することになりました。このことを、若い読者の方々に謹んでご報告すると同時に、慶應義塾大学出版会のご厚意に深く御礼申し上げます。
 私達は、現在、想像を遥かに超えた勢いで進展するグローバリゼーションのなかで生活 しています。情報通信技術と運輸交通手段の発達によって、グローバリゼーション自体は、 好むと好まざるとにかかわらず、また、良かれ悪しかれ進展している現象です。・・・
オリジナル連載
コード・コンポジション入門
 著者:久保田晃弘、山路敦司

 

 (冒頭より) デジタル・サウンド・コンポジションとは、プログラム・コードで記述された音響制作の方法―「コード・コンポジション」の意味である。そこには、音響や音楽の感覚や概念だけでなく、アルゴリズミックな操作やデジタル的な美意識に関連したさまざまな要素が入り込んでくる。このテキストでは、そうしたさまざまなメソッド(手法/方法)を記述し整理することで、個々のメソッドをメソドロジー(方法論)へと体系化し、作品制作のためのコンポジション・ランゲージの構築へとつなげていきたい、と考えている。
オリジナル連載
時事新報史
 著者:都倉武之(武蔵野学院大学講師)

 

 『時事新報』という新聞をご存知だろうか。福沢諭吉が明治15年に創刊し、「官民調和」を説く独特の主張で、福沢没後も長く一目置かれる存在であり続けた日刊新聞である。しかし関東大震災、経営拡大の失敗、労働争議と様々な困難に直面し、昭和の初めに幕を下ろした。『時事新報』は何を主張し、その主張はどのような影響を与えたのだろうか。社史を編まずに姿を消した時事新報社の歴史を、少しずつひもといてみよう。
オリジナル連載
福沢諭吉の出版事業 福沢屋諭吉〜慶應義塾大学出版会のルーツを探る〜
 著者:日朝秀宜(日本女子大学付属高等学校教諭)

 

(冒頭より) このタイトルを見て、「おやっ、誤植では?」と思われた方はなかなか注意深い。福沢諭吉ではなくて「福沢屋諭吉」? でもこれは誤植ではなくて、紛れもない事実。「福沢屋諭吉」は、明治2(1869)年11月に東京で誕生した。・・・ 福沢諭吉を中心に、近代日本の出版文化にスポットを当て、その歴史および様々なエピソードを、紹介します。

ケンブリッジの卵 回る卵はなぜ立ち上がり飛び跳ねるのか
 著者:下村 裕(慶應義塾大学法学部教授。理学博士)

 

(冒頭より)二〇〇二年三月二十八日(木)。卵をシンボルとするイースター(キリスト教の復活祭)を間もなく迎えようとしていた。その日、「回転卵」の謎に関する私たちの論文が権威ある英国科学雑誌「ネイチャー」に発表される予定であった。
 四歳になったばかりの長男をいつもより早く車で保育園に送った後、ケンブリッジ駅へ向かった。そして新聞「タイムズ」を駅の売店で買い求め、ロンドン行きの電車に飛び乗った。「ネイチャー」の論文が、「タイムズ」でも記事になると聞いていたのである。
 「タイムズ」のページをそろりそろりとめくる。・・・あった! 二つの手、それぞれの下で卵が回って立っている大きな写真があったのだ。

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