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日本会計史

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四六判/上製/232頁
初版年月日:2018/09/28
ISBN:978-4-7664-2546-8
(4-7664-2546-4)
Cコード:C3034
定価 2,640円(本体 2,400円)

日本会計史
目次 著者略歴

▼古来日本国中に於て、
学者は必ず貧乏なり、
金持は必ず無学なり

…故に学者の議論は高くして、口にはよく天下をも治ると云へども、一身の借金をば払うことを知らず。金持の金は沢山にして、或はこれを瓶に納て地に埋ることあれども、天下の経済を学て商売の法を遠大にすることを知らず。蓋し其由縁を尋るに、学者は自から高ぶりて以為らく、商売は士君子の業に非らずと、金持は自から賤しめて以為らく、商売に学問は不要なりとて、知る可きを知らず学ぶ可きを学ばずして、遂に此弊に陥りたるなり。何れも皆商売を軽蔑してこれを学問と思はざりし罪と云ふ可し。
(福澤諭吉(訳)『帳合之法』)
▼天下の事、会計より重きはなし

▼奈良時代の納税管理から江戸期・豪商たちが編み出した日本固有の帳合法を経て、明治期・西洋式複式簿記の受容、そして会計原則と監査制度をめぐる昭和期の挑戦と挫折…。経済と商業の変遷を背景に、会計制度・会計学の発展過程をたどった、初めての日本会計通史!





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目次

緒言
謝辞
引用について


序 章 日本の会計の通史
 会計史の展開/奈良時代(710〜794年)/簿記・会計の定義/歴史の起点/和式簿記の
 起源とその源流/西洋からの影響

第1章 江戸時代における和式帳合
 江戸時代(1600〜1867年)/和式簿記の特徴/和式帳合は複式簿記か/二重構造と伝播
 の不在

第2章 明治時代における洋式簿記の導入
 明治時代(1868〜1912年)/連続と断絶/洋式複式簿記の嚆矢/ブラガ ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

友岡 賛(ともおか すすむ)
慶應義塾大学卒業。
慶應義塾大学助手等を経て慶應義塾大学教授。
博士(慶應義塾大学)。

著書等(分担執筆書の類いは除く。)
『近代会計制度の成立』有斐閣、1995年
『アカウンティング・エッセンシャルズ』(共著)有斐閣、1996年
『歴史にふれる会計学』有斐閣、1996年
『株式会社とは何か』講談社現代新書、1998年
『会計学の基礎』(編)有斐閣、1998年
『会計破綻』(監訳)税務経理協会、2004年
『会計プロフェッションの発展』有斐閣、2005年
『会計士の歴史』(共訳)慶應義塾大学出版会、2006年
『会計の時代だ』ちくま新書、2006年
『「会計」ってなに?』税務経理協会、2007年
『なぜ「会計」本が売れているのか?』税務経理協会、2007年
『会計学』(編)慶應義塾大学出版会、2007年
『六本木ママの経済学』中経の文庫、2008年
『会計学はこう考える』ちくま新書、2009年
『会計士の誕生』税務経理協会、2010年
『就活生のための企業分析』(編)八千代出版、2012年
『ルカ・パチョーリの『スムマ』から福澤へ』(監修)慶應義塾図書館、2012年
『会計学原理』税務経理協会、2012年
『歴史に学ぶ会計の「なぜ?」』(訳)税務経理協会、2015年
『会計学の基本問題』慶應義塾大学出版会、2016年
『会計の歴史』税務経理協会、2016年(改訂版、2018年)
『会計と会計学のレーゾン・デートル』慶應義塾大学出版会、2018年

定価2,640円 (本体:2,400円)
在庫あり

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