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経済政策論

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A5判/並製/408頁
初版年月日:2016/01/30
ISBN:978-4-7664-2262-7
(4-7664-2262-7)
Cコード:C3033
定価 3,456円(本体 3,200円)

経済政策論
日本と世界が直面する諸課題
目次 著者略歴

▼政策課題から学ぶ経済政策論

財政、社会保障、労働市場、エネルギー、環境、農業など、日本経済の抱える課題について、政策の背後にある考え方を解説。現実の経済政策を評価する「目」を養うためのテキスト。
 「経済政策論」とは、今日の市場経済のなかで政府がどのような政策を遂行することが望ましいのかを考える学問である。
 本書は、理論で説明しやすい政策課題を順に取り上げるのではなく、2030年までを視野に入れ、そこへ向けた日本経済の重要課題(イシュー)の方から経済政策を論じるという新しいアプローチをとる教科書。
 エネルギー問題、環境問題、少子高齢・人口減少社会における社会保障、世界的な分業構造の転換のなかでの産業政策、政策転換を迫られている日本農業、非正規雇用比率が上昇している労働市場などについて、理論的背景、制度的問題点、今後に向けた方向性をバランスよく解説している。
 さらに、現実の政策決定を左右する多様な要素 ―― 安全保障、社会と経済の関係、行動経済学的側面など ―― にも言及し、読者である学生が幅広い思考に基づいて、現実の経済政策を自分自身で評価する目を養うことのできる新しい教科書を目指している。

目次

    
      
  第T部 経済政策論への招待

第1章 経済政策論を学ぶ意味
 1 経済政策論の教科書としての本書の特徴
 2 政策課題中心で経済政策論を学ぶことの意義
 3 今日の経済学研究の流れとの関連
 4 本書の構成
   Column 1 市場に対する新しい見方

第2章 現代日本経済が直面する諸問題
 1 エネルギー問題、環境問題とわれわれの文明
  1.1 経済活動とその長期的趨勢
  1.2 エネルギーの重要性
……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

(※[ ]内は担当章)
瀧澤 弘和(たきざわ ひろかず) [第1〜3章、第8章、第10章、第11章、補論]
中央大学経済学部教授。
1992年法政大学経済学部卒業、1997年東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。東洋大学専任講師、同助教授、経済産業研究所フェロー、多摩大学准教授、中央大学准教授などを経て2010年より現職。
主な著訳書に、青木昌彦『比較制度分析に向けて 新装版』(共訳、NTT出版、2003年)、J・マクミラン『市場を創る ―― バザールからネット取引まで』(共訳、NTT出版、2007年)、J・ヒース『ルールに従う ―― 社会科学の規範的理論序説』(NTT出版、2013年)など。

小澤 太郎(おざわ たろう) [第12章]
慶應義塾大学総合政策学部教授兼大学院政策・メディア研究科委員。
1980年慶應義塾大学経済学部卒業、1985年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。法政大学経済学部特別研究助手、同助教授、慶應義塾大学総合政策学部助教授などを経て2003年より現職。
主な著書に、『テレコミュニケーションの経済学 ―― 寡占と規制の世界』(共著、東洋経済新報社、1992年)、『公共経済学の理論と実際』(共編著、東洋経済新報社、2003年)、『総合政策学の最先端U ―― インターネット社会・組織革新・SFC教育』(共著、慶應義塾大学出版会、2003年)、『理論経済学の復権』(共編著、慶應義塾大学出版会、2008年)など。

塚原 康博(つかはら やすひろ) [第4章]
明治大学情報コミュニケーション学部教授。
1982年中央大学商学部卒業、1988年一橋大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(経済学)。社会保障研究所(現、国立社会保障・人口問題研究所)研究員、明治大学短期大学教授などを経て、2004年より現職。
主な著書に、『地方政府の財政行動』(勁草書房、1994年)、『人間行動の経済学 ―― 実験および実証分析による経済合理性の検証』(日本評論社、2003年)、『高齢社会と医療・福祉政策』(東京大学出版会、2005年)、『医師と患者の情報コミュニケーション ―― 患者満足度の実証分析』(薬事日報社、2010年)など。

中川 雅之(なかがわ まさゆき) [第2章、第5章]
日本大学経済学部教授。
1984年京都大学経済学部卒業。経済学博士。建設省勤務、大阪大学社会経済研究所助教授、国土交通省勤務を経て、2004年より現職。
主な著書に、『都市住宅政策の経済分析 ―― 都市の差別・リスクに関する実験・実証的アプローチ』(日本評論社、2003年)、『公共経済学と都市政策』(日本評論社、2008年)、『人間行動から考える地震リスクのマネジメント ―― 新しい社会制度を設計する』(共編著、勁草書房、2012年)など。

前田 章(まえだ あきら) [第6章、第7章]
東京大学大学院総合文化研究科教授。
1988年東京大学工学部卒業。Ph.D. in Engineering-Economic Systems and Operations Research(スタンフォード大学)。東京電力株式会社勤務、慶應義塾大学総合政策学部専任講師、京都大学大学院エネルギー科学研究科助教授 / 准教授(この間、内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官兼務)、東京大学教養学部・大学院総合文化研究科特任教授を経て、2014年より現職。
主な著書に、『資産市場の経済理論』(東洋経済新報社、2003年)、『はじめて学ぶ経営経済学』(慶應義塾大学出版会、2003年)、『排出権制度の経済理論』(岩波書店、2009年)、『ゼミナール 環境経済学入門』(日本経済新聞出版社、2010年)など。

山下 一仁(やました かずひと) [第9章]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。
1977 年東京大学法学部卒業。ミシガン大学行政学修士、同大学応用経済学修士。博士(農学)。農林水産省ガット室長、地域振興課長、農村振興局次長などを経て、2008年より独立行政法人経済産業研究所上席研究員、2010年よりキヤノングローバル戦略研究所研究主幹。
主な著書に、『国民と消費者重視の農政改革 ―― WTO・FTA時代を生き抜く農業戦略』(東洋経済新報社、2004年)、『食の安全と貿易 ―― WTO・SPS協定の法と経済分析』(編著、日本評論社、2008年)、『環境と貿易 ―― WTOと多国間環境協定の法と経済学』(日本評論社、2011年)、『日本農業は世界に勝てる』(日本経済新聞出版社、2015年)など。

定価3,456円 (本体:3,200円)
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