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韓国における市民意識の動態II
A5判/上製/252頁
初版年月日:2008/01/31
ISBN:978-4-7664-1465-3
(4-7664-1465-9)
Cコード:C3331
定価 3,520円(本体 3,200円)

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韓国における市民意識の動態II
目次 著者略歴

市民運動の新たな動向と選挙、対日認識の形成など、今後の日韓関係に影響を及ぼす市民意識について、日韓気鋭の研究者が深く切り込んだ一冊。

目次

 序   小此木政夫

第1部 市民運動と選挙
第1章 市民運動の危機論と韓国の市民社会の構図変化   金善美
 はじめに
 T 市民運動の危機論
 U 市民運動は危機なのか
 V 市民運動の危機の原因分析
 おわりに

第2章 市民運動と選挙政治――新たな政治勢力の挑戦   清水敏行
 はじめに
 T 政府と市民団体
 U 政党と市民団体
 V 政党指示の再編成か?
 むすび

第3章 ニューライト運動の展開と思想的特質   申志鎬
 T 盧武 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【編者】
小此木政夫(おこのぎ まさお)
慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。
1975年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程修了。
主要著作に、『朝鮮戦争―米国の介入過程』(中央公論社、1986年)、『ポスト冷戦の朝鮮半島』(編著、日本国際問題研究所、1994年)、『北朝鮮ハンドブック』(編著、講談社、1997年)、『市場・国家・国際体制』(共編著、慶應義塾大学出版会、2001年)、『韓国における市民意識の動態』(編著、同、2005年)など。

西野純也(にしの じゅんや)
慶應義塾大学法学部専任講師。
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学、2005年、延世大学大学院政治学科博士課程修了、博士(政治学)。
主要著作に、『朝鮮半島と国際政治』(共著、慶應義塾大学出版会、2005年)、『日韓国際政治学の新地平』(共著、慶應義塾大学出版会、2005年)、「韓国における経済開発行政体制の誕生、1956〜63―経済企画院への新視点」『現代韓国朝鮮研究』(創刊号、2001年11月)、「盧武鉉政権の安全保障政策と国内要因―『協力的自主国防』をめぐる機会と制約」『国際安全保障』(第33巻4号、2006年3月)など。

【執筆者】
金善美(キム ソンミ)
西江大学校社会科学研究所常任研究員。
2002年、梨花女子大学校大学院社会生活学科政治学専攻博士課程修了。博士(文学)。
主要著作に、『韓国における市民意識の動態』(共著、慶應義塾大学出版会、2005年)、『世界化、情報化、南北韓―南北韓の国家:市民社会とアイデンティティ』(共著、イ・メジン、2007年)、「オンライン政治構図の分化と再編成:“北朝鮮イシュー”を中心として」『情報化政策』(14巻1号、2007年)、「韓国におけるサイバー民主主義の前提条件と実現可能性」『サイバーコミュニケーション学報』(23号、2007年)など。

清水敏行(しみず としゆき)
札幌学院大学法学部教授。
1987年、北海道大学法学研究科公法専攻後期博士課程退学。
主要著作に、『韓国における市民意識の動態』(慶應義塾大学出版会、2005年)、「民主体制定着期の韓国における政治と市民社会(1)〜(5)」『札幌学院法学』(2004年、2005年、2006年)など。

申志鎬(シン ヂホ)
自由主義連帯代表、博士(法学)。
2000年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。
主要著作に、『北朝鮮の改革開放』(ハンウル、2000年)、『北朝鮮経済の発展戦略への模索』(韓国開発研究院、2002年)、『ニューライトの視座』(キパラン、2006年)など。

韓政宅(ハン ジョンテク)
延世大学校社会科学大学政治外交学科講師。
2007年、延世大学校大学院政治学科博士課程修了。博士(政治学)。
「韓米関係についてのメディア報道分析:朝鮮日報、MBC、New York Timesの報道についてのフレーム分析を中心に」『韓国と国際政治』(第20巻第4号、2004年)、「現職国会議員の再当選決定要因分析:第14代から第17代まで―韓国国会議員選挙を中心に」(延世大学校大学院政治学科博士学位論文、2007年)。

春木育美(はるき いくみ)
慶應義塾大学法学研究科常勤研究員。
2003年、同志社大学社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。
主要著作に、『現代韓国と女性』(新幹社、2006年)、「韓国における選挙運動組織の形成と集票構造」『現代韓国朝鮮研究』(第4号、2004年)、「韓国の選挙運動と政治的アクター」『年報政治学2005-U』(2006年)、「政治的機会構造と韓国の市民運動―戸主制廃止運動を事例として」『ソシオロジ』(第51巻3号、2007年)など。

李元範(イ ウォンボン)
東西大学校大学院日本地域研究科教授。
1995年、東京大学大学院人文社会系研究科卒、博士(文学)。
主要著作に、『韓日の近代化と宗教文化』(青年社、2001年)、『天皇制国家の成立と宗教変革』(小花、2002年)、『韓国内日本系宗教運動の理解』(J&C出版、2007年)、『韓国の中の日本宗教』(J&C出版、2007年)など。

小針 進(こはり すすむ)
静岡県立大学国際関係学部教授。
ソウル大学校行政大学院博士課程中退。
主要著作に、『韓国と韓国人』(平凡社新書、1999年)、『韓国人は、こう考えている』(新潮新書、2004年)、『韓流ハンドブック』(小倉紀蔵との共編著、新書館、2007年)、「韓国における対日歴史認識問題」『国際問題』第549号(2005年12月号)など。

柴田公子(しばた きみこ)
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程。
主要著作に、「韓国の新聞における小泉首相靖国参拝報道について」『朝日総研リポート』(通巻200号、2007年1月号)など。

定価3,520円 (本体:3,200円)
品切・重版未定
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