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生命と自己

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A5判/並製/256頁
初版年月日:2007/04/10
ISBN:978-4-7664-1348-9
(4-7664-1348-2)
Cコード:C0045
定価 2,592円(本体 2,400円)

生命と自己
生命の教養学II
目次 著者略歴

今、「自分」が、「生きている」、とは?

医学、認知科学、天文学、生物学、遺伝学、システム論、精神分析から宗教、文学、アートに至るまで第一線の論者が集結。多彩な視点から、「生命」そして「自己」を考える。

目次

 序 生命と自己 武藤浩史
 生命と認知 安西祐一郎
 生命と脳と自己 養老孟司
 生命の自己制作(オートポイエーシス) 河本英夫
 生命と表現―リアルとは何か― 斎藤 環
 アート・いのち・仏教 秋田光彦
 アパルトヘイト・ウォールとパレスチナ―傍観者から当事者へ― 椿 昇
 宇宙史における生命 池内 了
 生物学的自己―遺伝子/神経系・内分泌系・免疫系 中島 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

武藤浩史(むとう・ひろし)
慶應義塾大学法学部教授。1958年生まれ。慶應義塾大学卒、英国ウォリック大学Ph.D. 専門は英文化・文学。著書に『「ドラキュラ」からブンガク』(慶應義塾大学教養研究センター、2006年)、『運動+(反)成長―身体医文化論U』(共編著、慶應義塾大学出版会、2003年)、『愛と戦いのイギリス文化史 1900-1950年』(共編著、慶應義塾大学出版会、2007年)、『チャタレー夫人の恋人』(翻訳、筑摩書房、2004年)など。
著者紹介(掲載順)

安西祐一郎(あんざい・ゆういちろう)
慶應義塾長。1969年慶應義塾大学工学部卒業。1974年同大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。1981〜82年カーネギーメロン大学客員助教授、1985年北海道大学文学部教授、1988年慶應義塾大学理工学部教授、1989年同大学大学院理工学研究科教授。1991年マギル大学客員教授を経て1993年から慶應義塾大学理工学部長・大学院理工学研究科委員長。2002年より現職。

養老孟司(ようろう・たけし)
東京大学名誉教授。解剖学者。1937年生まれ。1962年東京大学医学部卒業。1981年東京大学医学部教授。1998年より東京大学名誉教授。著書に『からだの見方』(筑摩書房、1988年)、『唯脳論』(青土社、1989年)ほか多数。

河本英夫(かわもと・ひでお)
東洋大学文学部教授。1953年生まれ。1982年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。1989年長崎大学助教授、1991年東洋大学助教授を経て、1996年より現職。著書に『オートポイエーシス―第三世代システム』(青土社、1995年)、『哲学、脳を揺さぶる―オートポイエーシスの練習問題』(日経BP社、2007年)ほか多数。

斎藤環(さいとう・たまき)
精神科医師。1961年生まれ。1990年筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理学。著書に『社会的ひきこもり―終わらない思春期』(PHP新書、1998年)、『戦闘美少女の精神分析』(太田出版、2000年)、『心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか』(PHPエディターズ・グループ、2003年)、『生き延びるためのラカン』(バジリコ、2006年)など多数。

秋田光彦(あきた・みつひこ)
大蓮寺・應典院住職。1955年生まれ。明治大学文学部卒業。情報誌『ぴあ』、配給会社アミューズなどで映画プロデューサーとして活躍後、佛教大学仏教学科を経て、浄土宗教師に。1997年劇場型應典院を再建、現在浄土宗大蓮寺と應典院の住職を兼ねる。共著に『宗教と人間の未来―シンポジウム「21世紀 日本の宗教を考える」記録集』(白馬社、2001年)など。上町台地からまちを考える会代表幹事、アート・ミーツ・ケア学会理事、NPO法人コミュニティシネマ大阪理事。2005年に公開された映画「カーテンコール」の原作も担当している。

椿 昇(つばき・のぼる)
現代美術家、京都造形芸術大学空間演出デザイン学科教授。1953年生まれ。1989年「アゲインスト・ネーチャー展」に「フレッシュ・ガソリン」という黄色い悪魔的な作品を出品して話題をさらう。93年ベニスビエンナーレ・アペルト。2001年横浜トリエンナーレでは情報哲学者の室井尚と組んで「飛蝗」を発表した。2003年水戸芸術館で個人とシステムの関係を問う「国連少年展」を開催。2004年10月パレスチナ「アルカサバシアター」の舞台美術を担当し、現地リサーチに入る。2005年「占領下の物語U」初演。同時にウエブを使った「RADIKAL DIALOGUE」プロジェクト開始。以後トロント、ライプチヒ、ワイマールなど各地に同プロジェクト巡回。2006年マサチューセッツ工科大学のレジデンスに招聘される。
http://anj.or.jp/una

池内 了(いけうち・さとる)
総合研究大学院大学教授。1972年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。同年京都大学理学部助手。その後北海道大学理学部助教授、東京大学東京天文台助教授、国立天文台教授、大阪大学理学部教授、名古屋大学大学院理学研究科教授などを経て2006年より現職。主な著書に『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書、1996年)、『泡宇宙論』(早川書房、1995年)、『宇宙論のすべて 増補新版』(新書館、2007年)ほか多数。

中島陽子(なかじま・ようこ)
慶應義塾大学文学部教授(生物学)。1942年生まれ。理学博士(東京都立大学)。専門は発生生物学、特に棘皮動物(ウニやヒトデが属する)胚の神経系から動物の系統進化について研究している。文系学生を対象とした講義では、生命科学を分野外の人にどのようにわかりやすく伝えるかということと、生命科学という眼を通すと社会はどのように見えるかを伝えることに努めている。共著に『現代生命科学入門』(慶應義塾大学出版会、2001年)。

安藤寿康(あんどう・じゅこう)
慶應義塾大学文学部教授。1986年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程修了。1987年慶應義塾大学文学部助手、1993年同助教授を経て2001年より現職。慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)で約800組の青年・成人双生児コホート、首都圏ふたごプロジェクト(科学技術振興機構「脳科学と教育」公募プログラム)で1700組の乳幼児双生児コホートの行動遺伝学的な縦断調査を行っている。

前野隆司(まえの・たかし)
慶應義塾大学理工学部教授。1962年生まれ。1984年東京工業大学工学部機械工学科卒業。1986年同大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。キヤノン梶Aカリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学専任講師、同大学助教授、ハーバード大学客員教授などを経て、2006年より現職。博士(工学)。主要著書に『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房、2004年)、『アクチュエータ工学』(共著、養賢堂、2005年)など。

石原あえか(いしはら・あえか)
慶應義塾大学商学部助教授。主な研究領域は近世ドイツ文学、特にゲーテ研究。1992年、慶應義塾大学文学部卒。1994年、同大学文学修士。ゲーテの後期長編小説と近代天文学の関係を論じた学位請求論文 Makarie und das Weltall. Astronomie in Goethes „Wanderjahren“(Köln/Weimar, 1998)で、ドイツ・ケルン大学よりPh.D取得。1999年、慶應義塾大学商学部専任講師、2002年より現職。近著に Goethes Buch der Natur (Würzburg, 2005)がある。2005年、ゲーテと近代科学に関する研究成果により、ドイツ学術交流会(DAAD)から第1回グリム兄弟奨励賞(Jacob-und-Wilhelm-Grimm-Förderpreis)受賞。2006年、第3回日本独文学会賞(ドイツ語論文部門)受賞。2007年、第3回日本学術振興会賞および日本学士院学術奨励賞受賞。

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