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いのちとからだのコミュニケーション

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A5判/並製/284頁
初版年月日:2011/05/20
ISBN:978-4-7664-1844-6
(4-7664-1844-1)
Cコード:C3336
定価 2,640円(本体 2,400円)

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いのちとからだのコミュニケーション
医療と記号学の対話
目次 著者略歴

▼オタク化した専門知も、見せかけの学際性も吹っ飛ばす、「新記号論叢書・セミオトポス」第6弾。

▼医療とは何か?
先端医療の現場は、いま何を考えているのか。
「医療」という社会的実践を記号過程(対話プロセス)として捉え、
人文知のさまざまな立場との「対話」の機会を開く。

目次

はじめに  日本記号学会会長 吉岡洋

第T部  いのちとからだとコミュニケーション
「いのち」と「からだ」の “記号学的回復”に向けて  水島久光
からだといのちを認識することについて  小林昌廣、今井裕、有賀悦子、近藤卓 
医療情報とその社会的共有  小林広幸、牧田篝、長谷川聖治、水島久光 

第U部 感性的空間としての病院
医療・芸術・メディアアート  吉岡洋
病院アートの実現――井野病院物語  小林昌廣 
インタビュー 映画『精神』をめぐって  水島久光+想田和弘
……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

有賀悦子(あるがえつこ)
一九八七年筑波大学医学専門学群卒業。東京女子医科大学病院第三外科(腎臓外科)、一九九三年ミシガン大学腫瘍外科学リサーチフェローおよびアーバーホスピス(ミシガン州アナーバ)在宅緩和医療研修、一九九六年国立がんセンター東病院緩和ケア病棟、一九九九年東京女子医科大学在宅医療・緩和医療学講師、二〇〇三年国立国際医療センター緩和ケア科十六階病棟医長、二〇〇八年一二月帝京大学医学部内科学講座緩和医療科准教授、日本緩和医療学会常任理事。緩和医療専門医認定・育成制度委員会委員長、輸液ガイドライン委員。主な著書に『緩和ケア55 緩和ケアコンサルテーションの実際』(篠原出版新社、二〇一〇年)、『さらに上級のスキルをめざす がん疼痛緩和』(日本放射線技師会出版会、二〇〇七年)がある。

今井裕(いまいゆたか)
一九七八年慶應義塾大学医学部を卒業。慶應義塾大学医学部放射線科に入局。一九八八〜八九年に米国ペンシルヴァニア大学医学部放射線科に訪問講師として留学。一九九五〜九九年に国家公務員共済組合連合会 立川病院放射線科部長。一九九九年に慶應義塾大学医学部放射線科学教室講師。二〇〇一年に東海大学医学部基盤診療学系画像診断学教授に就任。二〇〇四年に東海大学医学部付属病院副院長。二〇〇六年より東海大学医学部副学部長。二〇一〇年より東海大学医学部長。

川出由己(かわでよしみ)
一九二四年生まれ。一九四七年東京帝国大学理学部化学科卒業、一九八八年京都大学ウイルス研究所教授として定年退職、京都大学名誉教授となる。国際インターフェロン・サイトカイン学会および日本インターフェロン・サイトカイン学会名誉会員。専門は分子生物学、生物記号論。論文に「生命の基礎としての分子の記号作用」(『記号学研究』一四、一九九四年)など。著書:『生物記号論――主体性の生物学』(京都大学学術出版会、二〇〇六年)。

久保明教(くぼあきのり)
一九七八年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科後期課程単位習得退学。修士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員(所属:東京大学)。専門は科学技術の人類学。論文に、「媒介としてのテクノロジー――エンターテインメント・ロボット『アイボ』の開発と受容の過程から」(『文化人類学』七一巻四号、二〇〇七年)、共著に『人類学で世界をみる――医療・生活・政治・経済』(春日直樹編、ミネルヴァ書房、二〇〇八年)、『生権力論の現在――フーコーから現代を読む』(檜垣立哉編、勁草書房、二〇一一年)、『時間の人類学――情動・自然・社会空間』(西井凉子編、世界思想社、二〇一一年)などがある。

小林広幸(こばやしひろゆき)
一九五九年生まれ。慶應義塾大学医学部卒、バンダービルト大学大学院卒、東海大学医学部・臨床薬理学教授、東海大学大学院医学研究科・副科長および総合臨床研究センター センター長、東海大学医学部付属病院・治験臨床研究管理部部長。

小林昌廣(こばやしまさひろ)
一九五九年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程満期退学。京都造形芸術大学教授を経て、二〇〇六年より情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授。専門は医療人類学、身体表現研究、古典芸能批評など。主な著書に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など。

近藤卓(こんどうたく)
一九四八年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。専門は健康教育学、臨床心理学。臨床心理士、学術博士。群馬大学、立教大学などの講師、ロンドン大学精神医学教室客員研究員の後、東海大学に勤務。現在は東海大学文学部心理・社会学科教授。子どもといのちの教育研究会会長、日本学校メンタルヘルス学会理事長。主な著書に、『自尊感情と共有体験の心理学』(金子書房、二〇一〇年)、『死んだ金魚をトイレに流すな―「いのちの体験」の共有』(集英社新書、二〇〇九年)、『いのちの教育の理論と実践』(編著、金子書房、二〇〇七年)、『お父さんは子どもを守れるか』(日本文教出版、二〇〇七年)などがある。

佐古仁志(さこさとし)
一九七八年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程。専門は、生態心理学、プラグマティズム。論文に、「アフォーダンスの構造――生態記号論に向けて」(『年報人間科学』二九号、二〇〇八年)、「ギセリンの種の個物説とリードの生態学的アプローチ」(『年報人間科学』三一号、二〇一〇年)などがある。

菅野盾樹(すげのたてき)
東京大学人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在、東京工業大学世界文明センター・フェロー、大阪大学名誉教授。専門は哲学、記号論。とりわけ記号主義的形而上学の探究をつうじて、言語論、形而上学、レトリック、身体論などを考察している。著書に『メタファーの記号論』(勁草書房、一九八三年)、『我、ものに遭う』(新曜社、一九八三年)〔サントリー学芸賞受賞〕、『恣意性の神話』(勁草書房、一九九九年)、『いじめ――学級の人間学』(新曜社、一九九七年)、『人間学とは何か』(産業図書、二〇〇四年)、『いのちの遠近法』(新曜社、一九九五年)、『新修辞学』(世織書房、二〇〇三年)など。編著に『レトリック論を学ぶ人のために』(世界思想社、二〇〇七年)、『現代哲学の基礎概念』(大阪大学出版会、二〇〇八年)がある。また、スペルベル『象徴表現とはなにか』(紀伊國屋書房、二〇〇三年)、同『表象は感染する』(新曜社、二〇〇一年)、ブルーム『アメリカン・マインドの終焉』(みすず書房、一九八八年)、『サルトル/メルロ=ポンティ往復書簡』(みすず書房、二〇〇〇年)、グッドマン『世界制作の方法』(ちくま学芸文庫、二〇〇八年)、リード『経験のための戦い』(新曜社、二〇一〇年)等の翻訳を手掛けている。

想田和弘(そうだかずひろ)
一九七〇年生まれ、東京大学文学部宗教学科卒業。一九九三年からニューヨーク在住、劇映画やドキュメンタリーを制作する。テロップ、ナレーション、BGMなどを排除して観客の自由な思考を促す映像表現(「観察映画」)が国際的に高い評価を受け、第一弾『選挙』(二〇〇七年)、第二弾『精神』(二〇〇八年)、番外編『PEACE』(二〇一〇年)いずれもが多くの海外映画祭の招待を受け、またさまざまな賞を受賞している。

西田洋平(にしだようへい)
一九八〇年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍、修士(生命科学)、修士(学際情報学)。東京薬科大学非常勤講師。専門は、情報学、システム論、生命論、生命記号論。論文に、「ネオ・サイバネティクスと生命記号論」(『思想』第一〇三五号、二〇一〇年)、「生物学における情報的概念の意義」(『東京薬科大学研究紀要』 第一三号、二〇一〇年)などがある。

長谷川聖治(はせがわせいじ)
一九八七年東北大学理学部数学科卒業。同年読売新聞社入社。新潟支局、直江津通信部、上越支局、地方部、科学部、甲府支局、国際部、バンコク支局(特派員)を経て、現在、科学部で医学・医療担当デスク。東大医療政策人材養成講座一期生。著書に『科学捜査』(ナツメ社、二〇〇四年)、『からだといのちに出会うブックガイド』(共著、読書工房、二〇〇八年)などがある。

林原玲洋(はやしばらあきひろ)
一九七六年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、大妻女子大学・明治学院大学・実践女子大学非常勤講師、東京工科大学兼任講師。専門は、理論社会学・コミュニケーション論・社会問題論。主要な論文に、「論証と文彩――レトリック論のふたつの系譜と構築主義の社会学」(『現代社会理論研究』第一五号、二〇〇五年)、「論証役割とメタファー――レトリック分析の社会学的可能性に関する一考察」(『先端社会研究』第四号、二〇〇六年)、「論争における問題設定の『ずれ』――筒井康隆『無人警察』をめぐる論争を事例として」(『年報社会学論集』第二三号、二〇一〇年)、「『レトリックを使う』とはいかなることか――媒介的価値の遡及的な分節化」(『人文学報』第四三七号、二〇一一年)などがある。

牧田篝(まきたかがり)
医療ボランティア・コーディネーター/Medical Cafe 主宰、医療事故:真実説明・謝罪普及プロジェクト 事務局長、患者の声を医療政策に反映させるあり方協議会事務局、医療の質・安全学会パートナーシッププログラム実行委員、長期入院の子どもたちを癒す芸術との出会いプロジェクト、市民発!介護なんでも文化祭企画委員会委員、医療の良心をまもる市民の会発起人・前事務局長他。

松本健太郎(まつもとけんたろう)
一九七四年生まれ。二松學舍大学文学部国文学科専任講師。専門は、記号論、メディア論。著書に『知のリテラシー 文化』(共著・ナカニシヤ出版)、『『明るい部屋』の秘密――ロラン・バルトと写真の彼方へ』(共著・青弓社)、『メディア・コミュニケーション論』(共編著・ナカニシヤ出版)などがある。

水島久光(みずしまひさみつ)
一九六一年生まれ。広告会社、インターネット企業を経て、現在、東海大学文学部教授。専門は、メディア論、情報記号論。主要著書・論文に、『閉じつつ開かれる世界』(勁草書房、二〇〇四年)、『知のデジタル・シフト』(共著、弘文堂、二〇〇六年)、『テレビジョン・クライシス――視聴率・デジタル化・公共圏』(せりか書房、二〇〇八年)、『窓あるいは鏡――ネオTV的日常生活批判』(共著、慶應義塾大学出版会、二〇〇八年)などがある。

棟方充(むなかたみつる)
一九五一年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学助手、北海道大学講師を経て、現在、福島県立医科大学理事(兼:呼吸器内科学講座教授)。専門は内科学、呼吸器内科学、臨床遺伝学、アレルギー学。気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、肺癌などに関する診療・研究・教育を行っている。Am J Respir Crit Care Med, Thorax, Eur Respir J などに主要論文。

吉岡洋(よしおかひろし)
一九五六年生まれ。現在、京都大学大学院教授(美学芸術学)。批評誌 『ダイアテキスト』 一〜八巻(京都芸術センター刊、二〇〇〇〜〇三年)編集長、「京都ビエンナーレ二〇〇三」「岐阜おおがきビエンナーレ二〇〇八」総合ディレクター。著書に『「思想」の現在形』(講談社選書メチエ、一九九七年)、訳書にはマーク・ポスター著『情報様式論』(共訳、岩波現代文庫、二〇〇一年)などがある。

定価2,640円 (本体:2,400円)
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