［特集１］　子どもの発達障害、睡眠障害、抑うつやトラウマなど、学校現場で対応が求められる問題に対して、精神医学はどのように関わることができるでしょうか。それぞれの専門家が解説します。

［特集２］　2018年3月、東京・目黒で起きた5歳女児の虐待死事件は大きな社会的反響を呼びました。児相、警察、要対協（要保護児童対策地域協議会）、子ども家庭支援センター（児家セン）など、虐待事例に関わるさまざまな機関の効果的な連携のあり方について、具体的な事例とともに検討します。

特集１・学校で役立つ「子どもの精神医学」
巻頭随筆　教育と精神医学……滝川一廣
精神医学から見た子どもと大人の違い……中西葉子・飯田順三
発達障害に医療はどう関われるか……広瀬宏之
子どもの睡眠障害……星野恭子
子どもの抑うつと自死……玉井康之
子どものトラウマと対応について――児童生徒のトラウマを見過ごさないために……本間博彰

特集２・虐待における多機関連携

児童相談所と警察の連携……山田不二子
要保護児童対策地域協議会における機関連携の在り方について……加藤曜子
子ども家庭支援センターの役割と連携の取り組み……河浦龍生

カレント・トピックス▼21世紀出生児縦断調査……阿部　洋
特別支援教育のページ▼久里浜だより＝研究所公開のご報告「発見、体験、特総研！〜深めよう知識・広げよう理解」
　　　……独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
編集後記……小澤永治