三田評論

明治31年から続く慶應義塾の機関誌

No.1279(2023年7月号)

特集

コロナ後の医療政策

三田評論

─ 表紙絵:志村節子 ─

税込価格:451円(本体410円)在庫あり

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寸描2023年7月号について

三田評論6月号

三田評論
2023年7月号表紙

特集は「コロナ後の医療政策」。医療が混乱したのはデジタル化の遅れによる情報不足、縦割り行政による情報の非共有化が大きな原因といえる。未解決の課題は山積みのまま、次の新型感染症への対策の展望が見えないのが現状。座談会でも話題になった「かかりつけ医」とは何か、極めて曖昧である。パンデミックは国家危機。「話題の人」。女性初の東京都教育長に就任された浜氏へのインタビュー。どこの職場でも「楽しい」という気持ちで切磋琢磨されたようだ。その精神は慶應の女子高時代に培われたとのこと。聞き手の岩波氏も女子高出身、慶應で女性初の常任理事を務めた。「三人閑談」。多様な音楽家を生む塾の風土の話、ジャズの魅力を語る鼎談を読んでいると脳裡に生演奏が響き渉るようだ。音楽家へのサポートの話題も新鮮だ。「執筆ノート」。『江戸の花道』は古典の軍記物語の分析を通して近世社会の歴史観、価値規範を検討する力作。
(伊藤行雄)

特集コロナ後の医療政策

コロナ後の医療政策

3年あまり続いた新型コロナウイルスの流行も、この5月で5類に移行。フェーズが大きく変わりました。この間、日本の医療は、この新興感染症のパンデミックに大きな影響を受け、医療体制の逼迫等の事態が生じました。日本の医療体制のどこに問題があり、いかに改善される必要があるのか。多くのことを学んだはずのコロナを経て、日本の医療を点検し、展望を考える特集です。

座談会
パンデミックを経て日本の医療は変わるのか

鈴木康裕
国際医療福祉大学学長・塾員
土居丈朗
慶應義塾大学経済学部教授
春田淳志
慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授
秋山美紀
慶應義塾大学環境情報学部教授
中村 洋(司会)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授

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コロナ後の医療政策に必要なもの
印南一路
慶應義塾大学総合政策学部教授
コロナパンデミックを経たデジタル医療の可能性
佐竹晃太
株式会社CureApp 代表取締役社長、日本赤十字社医療センター呼吸器内科医師・塾員

話題の人
女性初の東京都教育長に就任

浜 佳葉子さん

浜 佳葉子さん

東京都教育委員会教育長・塾員

インタビュアー:岩波敦子(慶應義塾大学理工学部教授)

東京都教育委員初の女性教育長に就任された浜さん。持前の旺盛な好奇心に加えて、女子高から慶應義塾で、どんな人とも対等に接する姿勢を学んだと語る浜さんは、東京都で「女性初」という数々のフロンティアを切り開いてきました。どんな仕事も面白くないと思ったことはなかった、と語る浜さんの前向きな姿勢には学ぶこと多と感じます。

三人閑談
Jazz Moves On!

Jazz Moves On!

日本最初のジャズのレコーディングは慶應義塾の塾生が大きく関係していました。加えて、有名ジャズサークルも多数存在する慶應で、3年間にわたって開かれたアート・センター設置のジャズの授業は、その縁をまた大きく広げています。隣接するジャンルを取り込んで拡張していくジャズ。その魅力をとことん語り合っています。

服部真二
一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団 理事長・塾員
井上 幹
エクスペリメンタル・ソウル・バンド「WONK」ベーシスト、作曲家、アレンジャー・塾員
中川ヨウ
音楽評論家、慶應義塾大学アート・センター訪問所員
講演録
戦争・立身・ジェンダー──明治日本の基礎過程
松沢裕作
 
演説館
「競争」ではない何かを残す──40歳からの終活
勅使川原真衣
連載
福澤諭吉をめぐる人々その80 長与専斎 山内慶太
From Keio Museums・15 戦後すぐに発行された誌面に充溢する、歌舞伎への情熱 新倉慎右
新慶應義塾豆百科76 東急・相鉄新横浜線の開通
その他
巻頭随筆 丘の上 ────
「独」立自Song 谷口 伸
三田のサルトル 常石登志子
黒黄の猛きしるし 中﨑 修
執筆ノート ────
『美しい住宅へ』 横河 健
『岡倉天心とインド──「アジアは一つ」が生まれるまで』 外川昌彦
『江戸の花道──西鶴・芭蕉・近松と読む軍記物語』 佐谷眞木人
『ポストイクメンの男性育児──妊娠初期から始まる育業のススメ』 平野翔大
Researcher’s Eye ────
近代経済史を「発信」する 橋口勝利
ケアとエンパワメント 辻 恵子
塾員クロスロード ────
文章のように絵を書く 大山美鈴
バスケ部から邦楽囃子方へ 藤舎英心
社中交歓 ────
サングラス 井上 真、守田実紗子、伊藤弘了、中野源一
慶應義塾教育充実資金へのご支援のお願い
追想 ────
我が師、ダンディな慶應ボーイ 椎名さんを偲んで 北城恪太郎
ヒサクニヒコのマンガ何でも劇場、寸描(伊藤行雄)、山上広場、塾長室日誌(2023年5月)、塾内ニュース、、三田会だより、慶應〝塾〟語事典、寄付・維持会申込者芳名
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