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「教育と医学」特別付録
□■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
第181号(2016年3月28日配信)
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▲お花見、できそうですか?
▲ 「教育と医学」2016年4月号の第1特集は「障害者が働くことへのチャレンジ」、
第2特集は「公認心理師への期待と課題」です。
◇CONTENTS◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■最新号「教育と医学」(2016年4月号)の内容
★1.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★2.どこから読もうかな?<今月のポイント>
■ 慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2016年4月号)の内容■
特集1:障害者が働くことへのチャレンジ
改正障害者雇用促進法での差別禁止令をうけて、障害者の就労の機会をどう
増やし、環境を改善していくかを考えます。
障害をもつ人が働きつづけられるようにするには、子どもたちを社会へ送り
だす学校と、障害のある人を受け入れる職場の両方が変わっていかなくてはな
りません。そこで、教育と環境整備の両面から考えていきます。また、障害と
いっても様々ですが、この特集では主に、発達障害、知的障害のある人の事例
を紹介します。
特集2:公認心理師への期待と課題
昨年九月に成立した「公認心理師」についての基本的な情報と、今後の専門
職としての可能性を取り上げます。従来の「臨床心理士」は民間資格であるの
に対し、医師や看護師のように国家資格となったのが「認定心理師」です。
資格取得のための情報、試験のあり方などの今後の見通し、そしてSCや
SSWなどの教育現場での職域拡大の可能性などを解説します。
*最新号のトップページ
//www.keio-up.co.jp/np/kyouiku.do
<「教育と医学」4月号か書籍をプレゼントします>
「教育と医学」2016年4月号を3名の方に、
4月号の著者・梅永雄二先生(編著)『発達障害のある人の就労支援』を
1名の方に、アンケートに回答くださった方の中から抽選でプレゼントします。
* アンケートご記入は以下からどうぞ。(4月20日締切です)
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/enq/
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★1.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>
【今月の立ち読み】
●巻頭随筆 「共生社会の理解が深まっていくには」
村田豊久(村田子ども心理教育相談室主宰。児童精神科医師)
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/zuihitsu/z201604.html
●編集後記
古賀 聡(九州大学大学院人間環境学研究院准教授)
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/kouki/k201604.html
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★2.どこから読もうかな? <今月のポイント>
●特集1・障害者が働くことへのチャレンジ
◆ 「発達障害者の就労支援
――自閉スペクトラム症(ASD)を中心に」
梅永雄二(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
<主な見出し>発達障害者の就労における現状/発達障害者の離職理由:ハード
スキルとソフトスキル/発達障害者の就労に必要な支援(就労アセスメント/
ジョブマッチング)/同僚・上司に対する発達障害者の理解・啓発/フォローアップ)
◆ 「特別支援教育における『働く』ことへの支援
――キャリア発達支援の視点から」
菊地一文(青森県教育庁学校教育課特別支援教育推進室指導主事)
<主な見出し>共生社会の形成に向けたキャリア教育推進の意義/特別支援教育
分野におけるキャリア教育への注目とその背景/特別支援教育におけるキャリア発達
支援/今後のキャリア発達支援の充実に向けて
◆ 「知的障がいのある生徒の就労に向けた教育行政の取組み」
森 孝一(福岡市教育委員会指導部・発達教育センター所長)
<主な見出し>現状と課題/就労率低迷の背景/課題解決に向けた取組み/働く
ことの喜びとは
◆ 「知的障害のある人が大学で働くことへのチャレンジ」
干川 隆(熊本大学教育学部教授)
<主な見出し>熊本大学が知的障害のある人を雇用するようになった経緯/愛work
の業務内容/愛workの成果/教職員や学生の変化/愛workの課題
◆ 「発達障害者が働くことにチャレンジするために必要なこと」
高橋正泰(発達障害支援研究所たまや所長)
<主な見出し>就労支援として行っていること/支援の事例:〈事例1〉広汎性
発達障害の診断がついているA君の場合、〈事例2〉アスペルガー症候群の診断が
ついているB君の場合/支援現場から見える就労への課題と対応
●特集2・公認心理師への期待と課題
◆ 「公認心理師法の成立経緯・概要・今後」
野島一彦(跡見学園女子大学教授)
<主な見出し>公認心理師法の成立経緯/公認心理師法の概要/今後の課題・見通し
◆ 「心理学界の発展と公認心理師への期待」
子安増生(京都大学大学院教育学研究科教授)
<主な見出し>日本心理学諸学会連合の役割/日本の心理学界の発展方向/公認
心理師の行方/公認心理師の位置づけ・心理職の職域の拡大
◆ 「公認心理師とこれからの心理教育的援助サービス」
石隈利紀(筑波大学理事・副学長、附属学校教育局教育長)
<主な見出し>これまでの心理教育的援助サービス/「公認心理師」誕生後の心理
教育的援助サービス/チーム学校のコーディネーターの制度化/これからの心理教育
的援助サービス
★好評の連載!
◆徳永 豊〈子どもへの対応 Q&A〉
第10回「ディスレクシア(学習障害)の中学生とその支援」
◆阿部 洋〈カレント・トピックス〉
「『英語力調査』2015年度」
◆独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
<久里浜だより>第484回
「筑波大学附属久里浜特別支援学校における寄宿舎の取組」
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<次号予告>
「教育と医学」2016年5月号(4月27日発売)
特集1:校内暴力と学級崩壊にどう対応するか
特集2:子どもの幸福感・再考
//www.keio-up.co.jp/np/kyouiku/next.do
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■慶應義塾大学出版会からのご案内■
『学校の先生・SCにも知ってほしい――不登校の子どもに何が必要か』
(増田 健太郎 編著)
//www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766422382/
本人、親、先生がこの苦悩を乗り越えるために
不登校をどのように理解し、どのようにかかわっていくべきか。
予防と支援の視点から、不登校支援に長年携わっている専門家たちが結集し、
大切なポイントを伝えます。
我が子が不登校になったときの親の悩みはとても深いものです。
教師やSCは、予防教育をはじめ、不登校になったときの早期対応・
専門機関との連携など、子どもや保護者への具体的支援が必要です。
本書は、教育学・臨床心理学・精神医学の専門家が、不登校の現状を
読み解き、不登校をどのように理解し、具体的にどう対応すればよいのかを、
今、不登校のことで悩んでいる保護者、学校の先生やSCの方々のために、
できるだけわかりやすくまとめたものです。
本書が、我が子への対応や、児童生徒への教育実践を振り返るきっかけとなり、
ひいては子どもたちの「生きる力」へとなれば幸いです。
(増田健太郎「はじめに」「おわりに」より)
●目次・詳細はこちら
//www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766422382/
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■次回のメルマガ「教育と医学」配信は、4月18日を予定しています。
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■編集後記
▼ 子どもの自殺やいじめの問題の報道が続いています。子どもの学校生活の実態が
周りの大人にはわかりにくい状況です。子どもの不登校にどう対応するかを解説し
た新刊『不登校の子どもに何が必要か』で、編者の増田健太郎先生が、「学級経営
と校長・担任の役割:いじめ問題への対応」で、学級経営のポイント、さらに「黄
金の三日間」として4月の最初がとても重要であると解説しています。今がチャンス
です。ぜひご購読ください。(編集担当N)
▼先日、新宿御苑に行きました。目的もなく行ったのですが平年よりも早く桜が咲
いたおかげで、ちょうど開花宣言の日でした。春になった陽気と花粉と、インフル
エンザと色々と気を付けなければならない季節ですが、読者の皆さまにとって良い
新年度を迎えることができますように。(システム担当Y)
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【発行元】
慶應義塾大学出版会(株) 『教育と医学』編集部
E-mail:kyouikutoigakuと@keio-up.co.jp
(上記の「と」を削除して送信してください)
URL://www.keio-up.co.jp/
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