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杉浦康平と写植の時代

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A5判/上製/488頁
初版年月日:2023/03/31
ISBN:978-4-7664-2880-3
(4-7664-2880-3)
Cコード:C3072
定価 4,400円(本体 4,000円)
杉浦康平と写植の時代
光学技術と日本語のデザイン
書評 目次 著者略歴



第77回毎日出版文化賞<特別賞>を受賞しました!

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宇宙としてのブックデザイン
戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、杉浦康平。
彼は写植という新たな技術といかに向きあい、
日本語のデザインといかに格闘したのか。
杉浦康平が日本語のレイアウトやブックデザインに与えた決定的な影響を明らかにする。

書評

『読書アンケート 2023――識者が選んだ、この一年の本』(みすず書房、2024)p.81に掲載されました。選者は、阿部公彦氏(英文学)です。
『毎日新聞』 2023年12月16日「今週の本棚」「2023この3冊(上)」(14面・読書面)にて鹿島茂氏(仏文学者)に選んでいただきました。
『週刊読書人』 2023年12月15日号(第3519号)アンケート特集「2023年の収穫」(3面)にて、柴野京子氏(上智大学教授・メディア論)の印象に残った3点に選んでいただきました。

目次

序 章――ある解体
第1章――杉浦デザインの誕生と写植の革命(1956-1964)
第2章――杉浦タイポグラフィの躍進とカタカナ化する世界(1964-1978)
第3章――写植の起源 石井茂吉と森澤信夫T(1923-1933)
第4章――写植の起源 石井茂吉と森澤信夫U(1933-1945)
第5章――写植と杉浦デザインの深化 石井裕子と中垣信夫(1946-1972)
第6章――ブックデザイナーという発明 杉浦康平と和田誠(1956-1969)
第7章――新書体の時代 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

阿部卓也(あべ たくや)
愛知淑徳大学創造表現学部メディアプロデュース専攻准教授、デザイナー。
1978年生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、東京大学大学院情報学環博士課程単位取得満期退学。
専門は、デザイン論、メディア論、記号論。
フランス・ポンピドゥーセンター・リサーチ&イノベーション研究所招聘研究員、東京大学大学院情報学環特任講師を経て、2017年より現職。
主な著作に、『知のデジタル・シフト――誰が知を支配するのか』(共著、弘文堂、2006年)、『デジタル・スタディーズ2 メディア表象』(共著、東京大学出版会、2015年)、『日本記号学会叢書 セミオトポス11 ハイブリッド・リーディング』(共著・企画・編集・構成・装丁、新曜社、2016年)、『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(共著、挿画装丁も兼担、北樹出版、2018年)、『デジタル時代のアーカイブ系譜学』(共著、みすず書房、2022年)等がある。
論文「漢字デザインの形態論」で第4回竹尾賞優秀賞受賞。第15回立命館白川静記念東洋文字文化賞教育普及賞受賞。

定価4,400円 (本体:4,000円)
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