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悲しい曲の何が悲しいのか

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四六判/上製/228頁
初版年月日:2019/10/11
ISBN:978-4-7664-2634-2
(4-7664-2634-7)
Cコード:C3010
定価 2,750円(本体 2,500円)

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悲しい曲の何が悲しいのか
音楽美学と心の哲学
目次 著者略歴

悲しい曲で人は悲しくはならない――
心の哲学を利用した美学の観点から、「音」とは何か、「聴取」とは何なのかを考察する。
 美しい音楽を聴いたとき人は感動を覚える。このような美的経験は日常にあふれているが、美しい/美しくないという判断にはどのような基準があるのだろうか。そしてどれほどの客観性があるのだろうか。
 
 本書では、美に関する経験や判断の問題を扱う美学に、心の哲学を利用してアプローチする。とりわけ「音楽聴取」に焦点をあわせ、美的判断の客観主義を擁護する立場をとりつつ、音とは何か、なぜ人は悲しい音楽を聴くのか、音楽と情動はどのように結びついているのか、などさまざまなトピックについて論じていく。

目次

はじめに

第1章 音楽美学と心の哲学

第2章 「美しい音楽」は人それぞれ?

第3章 「美しい音楽」の客観性

第4章 心が動く鑑賞

第5章 心が動けば聴こえが変わる

第6章 音を見る、音に触れる

第7章 環境音から音楽知覚へ

第8章 聴こえる情動、感じる情動

第9章 なぜ悲しい曲を聴くのか

第10章 悲しい曲の何が悲しいのか

結論 美学の自然化

あとがき
文献一覧
索引

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

源河 亨(げんか とおる)
2016年、慶應義塾大学大学院にて博士(哲学)を取得。現在は、慶應義塾大学文学部・日本大学芸術学部・立正大学文学部にて非常勤講師。専門は、心の哲学、美学。
著作に、『知覚と判断の境界線――「知覚の哲学」基本と応用』(慶應義塾大学出版会、2017年)。訳書に、セオドア・グレイシック『音楽の哲学入門』(慶應義塾大学出版会、2019年、共訳:木下頌子)、ジェシー・プリンツ『はらわたが煮えくりかえる――情動の身体知覚説』(勁草書房、2016年、単訳)、ウィリアム・フィッシュ『知覚の哲学入門』(勁草書房、2014年、共訳:山田圭一・國領佳樹・新川拓哉)、など。


定価2,750円 (本体:2,500円)
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