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どれがほんと?

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四六判/上製/184頁
初版年月日:2018/04/25
ISBN:978-4-7664-2513-0
(4-7664-2513-8)
Cコード:C0095
定価 1,728円(本体 1,600円)

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どれがほんと?
――万太郎俳句の虚と実
書評 目次 著者略歴

虚実のはざまにたゆたう普遍的な詩情。
その危うさの根源はなにか?
▼子規・虚子以降の近代俳句とは別の系譜の可能性を明示する!
▼タイトルは、万太郎の俳句「 時計屋の時計春の夜どれがほんと」から取っている。

虚と実のはざまにたゆたう普遍的な詩情を、卓越した言葉の芸で生み出し続けた久保田万太郎。
だが、いままでは「下町の抒情俳人」と評して安んじて、他の近現代の俳句にはない万太郎俳句の「言葉の力/巧みな芸」を言葉で掬いあげることが叶わなかったのではないだろうか。だれもが感受するその特質と危うい魅力を、俳句の本質に迫りつつ、はじめて論じきった若手俳人の画期的評論。



紀伊國屋書店「Kinoppy」で電子版をご購入いただけます。


書評

俳句αあるふぁ 2018年夏号に、書評が掲載されました。 
俳句四季 2018年7月号に書評が掲載されました。評者は、酒井佐忠氏です。
日本経済新聞 2018年6月9日読書面に書評が掲載されました。

目次

序論

第T章
 季語の伝統にどう向き合うか
 万太郎の中の「月並み」
 非―イメージ
 万太郎の取り合わせ
 切れと切字
 「型」と「型破り」

第U章
 言葉の共振
 緩急
 言葉のコストパフォーマンス
 万太郎の時間意識
 哀の人
 前書との照応
 地名、人名
 言葉遊び

結論 万太郎俳句の未来

 久保田万太郎 略年譜

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

柳克弘(たかやなぎ かつひろ)
1980年、静岡県浜松市生れ。早稲田大学大学院教育学研究科で松尾芭蕉を研究し、修士修了。2002年俳句結社「鷹」に入会し、藤田湘子に師事。05年より「鷹」編集長。04年「息吹」で第19回俳句研究賞を最年少で受賞、08年「凛然たる青春」で第22回俳人協会評論新人賞受賞、10年句集『未踏』で第1回田中裕明賞受賞。主な著書に、句集『寒林』(ふらんす堂、2016)、『芭蕉の一句』(同、2008)、『芭蕉と歩く「おくのほそ道」ノート』(角川学芸出版、2012)、『NHK俳句 名句徹底鑑賞ドリル』(NHK出版、2017)等がある。
17年4月より18年3月までNHKのEテレ番組「NHK俳句」選者。

定価1,728円 (本体:1,600円)
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