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折口信夫芸能史講義 戦後篇 上

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A5判/上製/378頁
初版年月日:2015/02/28
ISBN:978-4-7664-2182-8
(4-7664-2182-5)
Cコード:C3039
定価 7,150円(本体 6,500円)

折口信夫芸能史講義 戦後篇 上
池田彌三郎ノート
書評 目次 著者略歴

戦後折口学の核心に迫り、折口芸能史の全貌がはじめて明らかにされる
▼昭和20年度、22年度、23年度に行なわれた折口信夫の芸能史講義を、池田彌三郎ノートをもとに書籍化。

▼踏歌、田楽、幸若舞、猿楽、歌舞伎、相撲――折口の古代研究の基底をなす「芸能史」の全体像に迫る未発表講義録。

われわれの言う「芸能」の説明では、
芸能は演芸に一番あたる。
せり詰めてゆくと、最後の点では
演劇的なものに到達するようだが、
実際は演劇でないものがたくさんある。
(略)概括して言うと、演劇、舞踊、
歌謡、あるいは曲芸というより
詭芸(軽業、手品)、
こういう種類のものだ。
それから広い意味の武術、
その中、特殊なもので相撲。
そういうものがみな芸能だ。
(本文より)

書評

出版ニュース 2015年4月下旬号の「情報区」にて紹介されました。
年刊 藝能 第21号(通巻438号、2015年3月31日発行)「新刊紹介」にて紹介されました。評者は北潟喜久氏です。
読売新聞 2015年3月14日「編集手帳」にて紹介されました。

目次

小 序  西村 亨
凡 例

 昭和二十年度芸能史
一 かづらもの
二 日本芸能における男芸女芸の研究
三 神がかりの動作以外のもの、定家、通小町、墨染桜、雪
四 乙女の舞

 昭和二十二年度芸能史
一 芸能史を芸能自身から釈いてゆく行き方
二 翁、松拍
三 鏡板の松
四 傘
五 道中芸
六 能役者、祝福芸
七 祝言職
八 旅 行
九 くぐつ・ほかひ
十 芸能団の遊行
十一 放 浪
十二 旅行の文学
十三 漂泊者の芸能
十 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【著者】
折口 信夫(おりくち しのぶ)
1887〜1953年。国文学者・民俗学者・歌人・小説家。筆名は釈迢空(創作活動に使用)。
1910年國學院大學を卒業。國學院大學、慶應義塾大学の教授を歴任した。
歌集に『海やまのあひだ』『倭をぐな』など、詩集に『古代感愛集』など、小説に『身毒丸』『死者の書』などがある。『折口信夫全集』全37巻・別巻4巻、『折口信夫全集ノート編』全18巻・索引1巻、『折口信夫全集ノート編追補』全5巻が刊行されている。

【筆記者】
池田 彌三郎(いけだ やさぶろう)
1914〜1982年。国文学者、民俗学者、随筆家。元・慶應義塾大学教授。
1931年慶應義塾大学経済学部予科に入学。1934年国文科に進み、はじめて折口信夫の講義を聴く。以後折口を終生の師と仰ぐ。
著書に『芸能』『日本人の芸能』(岩崎書店)、『私説 折口信夫』、『日本文学伝承論』、『日本の幽霊』『まれびとの座』(中央公論社)、『池田彌三郎著作集』全10巻(角川書店)。

【編者】
伊藤 好英(いとう よしひで)
1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。
慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。
著書に、『折口学が読み解く韓国芸能』(慶應義塾大学出版会)、『明解 源氏物語五十四帖』(池田彌三郎と共著、淡交社)、『韓国演劇史』(共訳、徐淵昊著、朝日出版社)、『折口信夫事典』(共著、大修館書店)など。

藤原 茂樹(ふじわら しげき)
1951年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学教授。
専門は、古代文学・芸能史。上代文学会、古事記学会などに所属。
著書に、『万葉から万葉へ――万葉びとの言葉とこころ』(共著、NHK出版)、『池田彌三郎の学問とその後』(慶應義塾大学出版会)、『催馬楽研究』(編著、笠間書院)、『藤原流万葉集の歩き方』(NHK出版)など。

池田 光(いけだ ひかる)
1947年生まれ。池田彌三郎の長男。慶應義塾大学文学部文学科(国文学専攻)卒業。
同大学院社会学研究科(教育学専攻)博士課程修了。元洗足学園短期大学助教授。
著作に父池田彌三郎のNHK大学講座を編集した『日本文学の素材』(日本放送出版協会)、『中国運命学入門』(春秋社)、『東京百年史第四巻 大都市への成長(大正期)』(共著、東京都)、『教育の理論』(共著、八千代出版)、『教師のための教育学』(建帛社、共著)など。

定価7,150円 (本体:6,500円)
在庫あり

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