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良心の自由

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A5判/上製/640頁
初版年月日:2011/10/31
ISBN:978-4-7664-1814-9
(4-7664-1814-X)
Cコード:C3010
定価 5,616円(本体 5,200円)

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良心の自由
アメリカの宗教的平等の伝統
書評 目次 著者略歴

真なる信仰の自由を確保するために。
▼現代アメリカを代表する法哲学者(規範倫理学)、マーサ・C・ヌスバウムの重要著作 Liberty of Conscience: In Defense of America's Tradition of Religious Equality, 2008の翻訳。
▼アメリカ独立および建国時の最大の勝利は 「信教の自由」 の獲得であり、宗教的不寛容を 「憲法」(修正第一条)によって克服したことである。本書では、現代アメリカを代表する法哲学者のマーサ・ヌスバウムが、「信教の自由」 をめぐるさまざまな判例を参照し、良心の自由と平等を守る 「アメリカの伝統」 の揺籃期から、それが合衆国憲法へと結実し現在へと至るまでの歴史を分析、アメリカが建国当初に持っていた宗教的自由、宗教的な平等を、リベラリズムの観点から力強く擁護する。

書評

出版ニュース 2011年11月下旬号「ブックガイド」(35頁)にて紹介されました。

目次

第1章 序論 脅かされた伝統
第1節 公正さの伝統
    第2節 二つの訴訟――シャーバート夫人とピッツバーグの郡庁舎
    第3節 概念
    第4節 原則
    第5節 脅威
    第6節 歴史と法
   
第2章 共生――尊重のルーツ
    第1節 この「荒涼とした寂しい土地」
    第2節 「粗末なカヌーに、たった独りきりで乗り込む」――ウィリアムズのロードアイランド
    第3節 「この良心は全人類にある」――ウィリアムズによる ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【著者】
マーサ・ヌスバウム(Martha C. Nussbaum)
シカゴ大学法学部教授
1947年生まれ。ハーヴァード大学にて文学修士、哲学博士(Ph.D.)取得。1986〜93年世界開発経済研究所リサーチアドヴァイザー、ブラウン大学を経て、現職。
主要著作としては、『感情と法』(慶應義塾大学出版会、2010年)、センとの共著『クオリティー・オブ・ライフ』(里文出版、1992年)のほか、共著『国を愛するということ』(人文書院、1996年)、『女性と人間開発』(岩波書店、2000年)がある。また未邦訳だが、The Therapy of Desire (1994), Poetic Justice (1996), Cultivating Humanity (1997), Frontiers of Justice (2006)も重要な著作である。

【監訳者】
河野哲也(こうの てつや) [第9章]
立教大学文学部教育学科教授
1963年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程哲学専攻修了。博士(哲学)。国立特殊教育研究所特別研究員、防衛大学校、玉川大学を経て、2008年より現職。
主要著作には、『メルロ=ポンティの意味論』(創文社、2000年)、『エコロジカルな心の哲学』(勁草書房、2003年)、『環境に拡がる心』(勁草書房、2005年)、『〈心〉はからだの外にある』(NHK出版、2006年)、『善悪は実在するか』(講談社選書メチエ、2007年)、『暴走する脳科学』(光文社新書、2008年)、『道徳を問いなおす』(ちくま新書、2011年)、『エコロジカル・セルフ』(ナカニシヤ書店、2011年)、『意識は実在しない』(講談社選書メチエ、2011年)などがある。

【訳者】
木原弘行(きはら ひろゆき) [第1章、第5章、訳者解題]
慶應義塾大学文学部非常勤講師、専修大学商学部非常勤講師
1968年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
主な論文・訳書に、「動機付けと合理性」(『三田哲学』104集)、S. プリースト『心と身体の哲学』(共訳、勁草書房)、『感情と法』(共訳、慶應義塾大学出版会)がある。

齋藤瞳(さいとう ひとみ) [第2章]
日本大学通信教育部インストラクター
1976年生まれ。日本大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。博士(文学)。
主な論文・訳書に、「メルロ=ポンティの言語獲得理論」(『現象学年報25』)、「自然としての身体、文化としての身体」(『メルロ=ポンティ研究』第14号)、『感情と法』(共訳、慶應義塾大学出版会)がある。

圓増文(えんぞう あや) [第3章]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程、学術振興会特別研究員(PD)
1976年生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。
主な論文・訳書に、「QOL評価と『基本財』」(日本倫理学会『倫理学年報』第54集、2005年)、「医療従事者と患者の信頼関係構築に向けた取り組みとしての『目的の共有』」、(日本医学哲学・倫理学会『医学哲学 医学倫理』第26号、2008年)、『感情と法』(共訳、慶應義塾大学出版会)などがある。

石田京子(いしだ きょうこ) [第4章]
恵泉女学園大学、慶應義塾大学非常勤講師
1979年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻満期退学。
主な論文・訳書に「カント法哲学における許容法則の位置づけ」(『日本カント研究8』、2007年)、「カント実践哲学における『法』と『道徳』」(慶應義塾大学倫理学研究会『エティカ』、2008年)、『感情と法』(共訳、慶應義塾大学出版会)がある。

花形恵梨子(はながた えりこ) [第6章]
慶應義塾大学非常勤講師
1978年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
主な論文・訳書に、「正義の二原理はどのような分配を目指すのか:市民・社会的協働・基礎構造」(慶應義塾大学倫理学研究会『エティカ』第2号、2009年)、「格差原理と相互性:道徳的恣意性に基づく議論から」(日本倫理学会『倫理学年報』第60集、2011年)、『感情と法』(共訳、慶應義塾大学出版会)がある。

鈴木正彦(すずき まさひこ) [第7章]
鎌倉女子大学非常勤講師
1976年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。
主要著書・論文に、『リベラリズムと市民的不服従』(慶應義塾大学出版会、2008年)、“Would They be Lazier or Work Harder Given Free Money?: The Namibia BIG Pilot Project and the Possibility of Basic Income as a Strategy of Social Cooperation”, Journal of Political Science and Sociology, No. 14, 2011がある。

宮原優(みやはら ゆう) [第8章]
東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程
1977年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。
主な論文・訳書に、「メルロ=ポンティにおける未完結性の問題」(東京都立大学哲学会『哲学誌』第45号、2003年)、『感情と法』(共訳、慶應義塾大学出版会)がある。

定価5,616円 (本体:5,200円)
在庫あり

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