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わざ言語

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A5判/上製/400頁
初版年月日:2011/03/31
ISBN:978-4-7664-1804-0
(4-7664-1804-2)
Cコード:C3011
定価 3,850円(本体 3,500円)

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わざ言語
感覚の共有を通しての「学び」へ
書評 目次 著者略歴

「わざ」の伝承を支える「ことば」に迫る。
▼学習者が指導者から学ぶべきものとは何か? それはどのような言葉で促されるのか? という問題に焦点をあて、学習者の認知プロセスを明らかにする。
▼歌舞伎俳優 五代目 中村時蔵、創作和太鼓作曲家・指導者佐藤三昭、北京オリンピック陸上競技メダリスト朝原宣治など、古典芸能、スポーツなどの第一線で活躍する指導者や実践者のインタビューを通じて、それぞれの現場で「わざ言語」が作用する構造を解明していく。

書評

教育学研究 第79巻第1号(2012年3月)「図書紹介」にて紹介されました(120頁、西平直氏評)。
看護教育 2011年7月号(Vol. 52 No.7)「 BOOKS」(p.561)で紹介されました。
出版ニュース 2011年7月上旬号「ブックガイド」(22頁)に紹介されました。

目次

 はじめに――「わざ言語」と「学び」  生田久美子

第一部 「わざ言語」の理論
 第一章 「わざ」の伝承は何を目指すのか――TaskかAchievement か  生田久美子
  はじめに
  1 「わざ」とは何か
  2 「傾向性(disposition)」としての「わざ」
  3 「わざ」のTask とAchievement とは何か
  4 様々な世界での「わざ」の伝承が目指すもの
  5 もう一つの「学び」――感覚の共有を通しての「学び」へ
  おわり ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

(※初版刊行時に掲載されていたもの)
【編著者】
生田久美子(いくた くみこ)
1947年東京生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(教育学)。現在、東北大学大学院教育学研究科教授。専門は、教育哲学、認知教育学。主要業績に 『「わざ」から知る』 (東京大学出版会、1987年/新装版2007年)、“What are the Implications of the Teaching and Learning Method of Traditional Japanese Artistic Performances?” ‘Kampf oder Dialog der Kulturen?’, Bildung und Erziehung (53). Jg.Heft4/Dezember, 2000、「民俗芸能を学ぶ子どもたち――二つの神楽の伝承事例を通して」 (佐藤学・今井康雄(編) 『子どもたちの想像力を育む――アート教育の思想と実践』 (東京大学出版会、2003年)、「〈再考〉教育における「技能」概念――傾向性(disposition)としての「わざ」概念に注目して」 (『「教育」を問う教育学』 慶應義塾大学出版会、2006年)、(監訳・解説) 『スクールホーム――〈ケア〉する学校』 (J・R・マーティン著、東京大学出版会、2007年)などがある。

北村勝朗(きたむら かつろう)
1961 年長野県生まれ。東北大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程前期修了。博士(教育学)。現在、東北大学大学院教育情報学研究部教授。専門は、教授学習心理学,スポーツ心理学。主要業績に、(分担執筆) 『理科大好き!の子どもを育てる――心理学・脳科学者からの提言』 (無藤隆編、北大路書房、2008 年)、「優れた指導者はいかにして選手とチームのパフォーマンスを高めるのか? 質的分析によるエキスパート高等学校サッカー指導者のコーチング・メンタルモデルの構築」 (『スポーツ心理学研究』 32(1)、2005年) (スポーツ心理学会 学会賞:最優秀論文賞、2006年、Top-quality research from non-native English speaking countries: Association for Applied Sport Psychology, 2009)などがある。

【執筆者】
永山貴洋(ながやま たかひろ)
1979 年福島県生まれ。東北大学大学院教育情報学教育部博士課程修了。博士(教育情報学)。現在、東北大学大学院教育情報学研究部博士研究員。専門は、スポーツ心理学。主要業績に 『スポーツ領域における身体知習得に関する質的研究』 (博士学位論文) 2007年、(共著) 「暗黙知習得過程における学習者の知的協力に対する教育情報の作用の質的分析――器械体操選手の動作のコツ習得過程を対象として」 (『教育情報学研究』 8、2009年)、(共著)「動作のコツ習得過程における身体知の働きの質的分析――高等学校女子バスケットボール選手を対象として」 (『教育情報学研究』 9、2010年)などがある。

川口陽徳(かわぐち ようとく)
1979 年奈良県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍中。修士(教育学)。専門は、教育哲学、教育人間学。主要業績に(共著) 『日本の「わざ」をデジタルで伝える』 (大修館書店、2007年)、「漢方医道の継承――浅田宗伯の知識観と師弟関係」 (『東京大学大学院教育学研究科紀要』 第45巻、2006 年)、「『言葉にできない知』を伝えること――『わざ』の世界から学ぶ」 (『幼児の教育』 第108巻、日本幼稚園協会、2009年)、「『文字知』の陥穽―― 宮大工の継承における書物」 (「人間形成における『超越性』の問題」、京都大学GCOE <心が活きる教育のための国際的拠点> 研究開発コロキアム論文集、 2010年)などがある。

前川幸子(まえかわ ゆきこ)
1960年兵庫県生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科学校教育専攻修士課程修了。修士(教育学)。現在、甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科教授。専門は、看護学。主要業績に 「看護臨床からのまなざし――臨床的 に看護を学ぶということ」 (『他者に臨む知』世織書房、2004年)、「他者と出会うということ――看護学生の臨床経験を通して」 (『ホリスティック・ケア――新たなつながりの中の看護・福祉・教育』 せせらぎ書房、2009年)、「グローバル社会と若者の傷つきやすさ――看護学生の経験が生成される臨床の場から見えてきたこと」 (『子ども・若者の自己形成空間』 川島書店、2011年出版予定)などがある。

原田千鶴(はらだ ちづる)
1959 年大分県生まれ。日本赤十字看護大学大学院看護学専攻修士課程修了。修士(看護学)。現在、大分大学医学部看護学科教授。専門は、看護学。主要業績に “The effect of 10-degree leg elevation and 30-degree head elevation on body displacement and sacral interface pressures over a 2-hour period.” (2002) Journal of Wound Ostomy Continence Nursing, 29(3)、「ヒト上肢の皮静脈と皮神経の位置的関係の形態学的研究」 (『日本看護技術学会誌』 8(2)、2009年)などがある。

佐伯 胖(さえき ゆたか)
1939 年岐阜県生まれ。ワシントン大学大学院学芸学科心理学専攻博士課程修了。Ph.D.(心理学)。現在、青山学院大学社会情報学部教授。専門は、認知科学。 主要業績に 『「きめ方」の論理――社会的決定理論への招待』 (東京大学出版会、1980年)、『「わかる」ということの意味(子どもと教育)』 岩波書店、 1983年)、『幼児教育へのいざない――円熟した保育者になるために』 (東京大学出版会、2001年)、『「わかり方」の探求 思索と行動の原点』 (小学館、2004年)などがある。

定価3,850円 (本体:3,500円)
在庫あり

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