No.1299(2025年5月号)
特集
No.1299(2025年5月号)
特集
AIによる自動翻訳が飛躍的に発展し、外国語に関してその恩恵を受けている人も多いと思います。このAI時代に英語教育はどうあるべきか? 「読み書き」から「聞く話す」重視に転換すべき、という議論は果たしてそれでよいのか? 開国以来150年以上、日本人を悩ませてきた英語教育のあり方について、英学塾として学塾の礎を築いた慶應義塾から問う特集です。
新井高子さん
詩人、埼玉大学教授、詩誌『ミて』編集人・塾員
インタビュアー:朝吹亮二(詩人、慶應義塾大学名誉教授)
現代詩の詩作に与えられる賞である「大岡信賞」を受賞された新井高子さん。小学生の時から詩を書かれ、現在、埼玉大学で日本語教育に携わりながら、日本語表現の新境地を絶えず切りひらいています。震災以来の東北地方方言との出会いが、どのような新しい表現を生んだのか。同じく詩人である朝吹亮二先生による大変興味深いインタビューです。
清潔で快適な暮らしになくてはならないタオル。その一方で、贈答品がタンスの肥やしになっているご家庭も多いのではないでしょうか。タオルなんてどれも同じ……と思いきや、好みは千差万別。素材や加工、生産地によって風合いや特色も様々です。そんな知られざるタオルの奥深き世界を、プロの視点でご案内致します。
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された1世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。