第�T部：理論・分析編

第1章　サステナビリティ時代のコーポレート・エコノミー
　　1.1. 本書のテーマ　
　　1.2. コーポレート・エコノミーとは何か
　　1.3. フリードマン・ドクトリンを超えて
　　補論. サステナビリティ時代のイデオロギー対立
　　1.4. 本書の概要

第2章　サステナビリティ時代の会社
　　2.1前サステナビリティ時代からサステナビリティ時代へ
　　2.2.会社と持続可能性
　　2.3.格差を広 ……

【編著者】
谷口 和弘（たにぐち・かずひろ）
慶應義塾大学商学部教授・南開大学中国コーポレート・ガバナンス研究院［中国］招聘教授
（第1章，第2章，第4章，第6章担当）
慶應義塾大学経済学部卒。同大学大学院商学研究科博士課程修了。博士（商学）。ケンブリッジ大学企業研究センター［イギリス］招聘フェロー，南開大学商学院［中国］訪問研究員，ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネススクール［イギリス］アカデミック・ビジター，VCASI（仮想制度研究所）フェローなど歴任。著書に『日本の資本主義とフクシマ』（慶應義塾大学出版会，2012年），『経営原論』（培風館，2012 年），『戦略の実学』（NTT 出版，2006 年）など。訳書にD. ティース『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』（ダイヤモンド社，2013年），青木昌彦『コーポレーションの進化多様性』（NTT出版，2011 年），青木昌彦『比較制度分析に向けて』（NTT出版,2001 年）など。さらに，BBC［イギリス］がフクシマ10周
年（2021 年3月11 日） に企画した番組（What Happened at Fukushima 10 Years Ago?）（3つの被災そして復興　東日本大震災・福島原発事故から10年）https://www.bbc.com/zhongwen/simp/world-56361399に特別協力・出演。学術誌への投稿（Why Fukushima? A Diachronic and Multilevel Comparative Institutional Analysis　of a Nuclear Disaster. 2022, Energy Policy, vol. 167, 113049 など）。講演・セミナーなど。

河原 茂晴（かわはら・しげはる）
河原アソシエイツ代表・公認会計士［アメリカ・日本］
（第5章担当）
慶應義塾大学経済学部卒。経済同友会，日本取締役協会，日本工業倶楽部など会員。ソニーの企業内会計士として，主計にて本社決算・税務統括，テレビ工場にて原価管理，ソニーアメリカディレクター/コントローラ（7年），国内海外子会社1,000社の業績管理・指導，国際税務（移転価格・海外事業再編にかかる税務）など，つねに企業財務，原価管理，業績管理，国際税務という切り口を中心として実務の現場に。KPMG入社後はパートナーとして，グローバル戦略，国際税務，業績管理（EVAなど）を中心にグローバル・コンサルティングを行う。その後，KPMGグローバルマーケットの日本統括パートナーとしてCEO・CFO向けアドバイザリーに従事。KPMGCFOCLUB主宰をへて，河原アソシエイツ設立。現在，各社への顧問業務，一橋大学CFO教育研究センター（センター長特別補佐）などをつうじて各社向けのコーポレート・ガバナンス×フィナンシャル・リテラシーの啓蒙につとめている。社外役員は4社経験。講演・セミナーなど。

��部 大問（たかべ・だいもん）
著述家・多摩大学
（第3章担当）
慶應義塾大学商学部卒。中国留学を経てリクルートに就職。自社の新卒採用や他社採用支援業務などを担当。教師でも人事でもなく，子どもたちを上から目線で評価しない支援を模索すべく，多摩大学の事務職員に転身。現在は大学以外にも活動領域を広げ，自らが手掛ける中学，高校（生徒・保護者・教員）向けキャリア講演活動はのべ15,000人を超える。また，新聞やニュースサイトでの寄稿など執筆多数。著書に『ドリーム・ハラスメント』（イースト・プレス，2020年：本著は台湾でも出版）。そして，「確立風社会」『現代思想』（2022年10月号）などの投稿。講演・セミナーなど。2024年4月に慶應義塾大学商学部で開講される松下政経塾寄附講座に登壇の予定。

【インタビュー編】
青井浩（あおい・ひろし）
丸井グループ代表取締役社長 代表執行役員 CEO
（インタビュー�T）
慶應義塾大学文学部卒。1986年丸井（現在の丸井グループ）に入社。91年取締役営業企画本部長，95年常務取締役営業本部副本部長兼営業企画部長，2004年副社長を経て2005年から現職。慶應義塾評議員を兼任。2022年より慶應義塾評議員を務める。著書に『サステナビリティ経営の真髄』（日経BP，2022年）。
丸井グループHP：https://www.0101maruigroup.co.jp/

権浩子（ごん・ひろこ）
子どもの食卓代表取締役社長
（インタビュー�U）
慶應義塾大学商学部卒。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修士課程修了。税理士5科目保有者。2006年東京共同会計事務所に入所。2011年三菱UFJメリルリンチPB証券（現在の三菱UFJモルガン・スタンレー証券）に入社。2017年子どもの食卓設立。同年から現職。網屋取締役（監査等委員）を兼任。「いただきま〜す」『味の手帖』に連載（現在は終了）。2024年4月に慶應義塾大学商学部で開講される松下政経塾寄附講座に登壇の予定。
子どもの食卓HP：https://kodomonoshokutaku.com/

佐野尚見（さの・たかみ）
松下政経塾前塾長・パナソニックホールディングス元代表取締役副社長
（インタビュー�V）
早稲田大学政経学部卒。1966年松下電器に入社。2005年同代表取締役副社長。2008年公益財団法人松下政経塾塾長，2009年同理事長，2019年公益財団法人松下幸之助記念志財団松下政経塾塾長。2021年退任。
松下政経塾HP：https://www.mskj.or.jp/

【インタビュー実施者（所属は，インタビュー実施時点）】
河原茂晴・永山直（日本創生投資）・��部大問・谷口和弘

【インタビュー参加・編集協力者（所属は，インタビュー実施時点）】
黄胤寧（慶應義塾大学大学院商学研究科）・パニル・トマセン（コペンハーゲン・ビジネススクール［デンマーク］／慶應義塾大学大学院商学研究科）・石天晨（慶應義塾大学大学院商学研究科）