| 
						
							| 
							
							 犬も歩けば物理にあたる
							  
								― 解き明かされる日常の疑問
 |  
 ▼そのちょっとした疑問に、“物理”が答えます!
 食卓、お風呂、スポーツなど、日常におけるちょっとした疑問や身近に感じる不思議な現象90題を、物理学の立場から楽しく、かつ分かりやすく解説します。
 「なぜ温水よりも熱湯のほうが早く凍るのか」…あなたにはわかりますか?
 
第1章 食卓で問1 スパゲティを食べるとき、決まってソースが飛ぶのはなぜか?
 問2 なぜハチミツはトーストの上でらせんを巻くのか?
 問3 落ちるトーストはいつも、バターを塗った面を下に着地するか?
 問4 かき回したスープはなぜ最後に逆回りするのか?
 問5 カップの紅茶をかき混ぜると、茶葉が集まってくるのはなぜか?
 問6 熱いコーヒーをやけどしないで飲めるのはなぜか?
 問7 コーヒーはどうすれば冷めにくくなるか?
 問8 マグカップをたたいて出る音は、お湯よりもイン ……
  著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】ジャール・ウォーカー(Jearl Walker)
 1945年生まれ。クリーブランド州立大学理学部教授(物理学)。著書に、“Fundamentals Of Physics”(共著)、“The Flying Circus of Physics”(本書は第2版の翻訳)(いずれもJohn Wiley & Sons刊)がある。
 
 【訳者】
 下村 裕(しもむら ゆたか)
 慶應義塾大学法学部教授。1984年東京大学理学部物理学科卒、1989年同大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。同大学理学部助手、慶應義塾大学法学部助教授などを経て、2000年より現職。2006〜2012年まで慶應義塾志木高等学校校長を兼務。
 ケンブリッジ大学に研究留学中の2002年、「回転ゆで卵が立ち上がる」物理を解明した共同研究成果を科学誌『ネイチャー』に発表した。さらに「高速で回転する卵は立ち上がる途中でひとりでにジャンプする」ことを予測し、実証することにも成功した。現在は研究とともに、主に文系の大学生に物理学の授業を行っている。著書に『ケンブリッジの卵』(慶應義塾大学出版会、2007)、『卵が飛ぶまで考える』(日本経済新聞出版社、2013)など。
 
 
 
 |