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貝殻追放

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四六判/上製函入
初版年月日:2010/10/05
ISBN:978-4-7664-1779-1
(4-7664-1779-8)
Cコード:C0095
定価 22,000円(本体 20,000円)

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貝殻追放
書評 目次 著者略歴

「三田文学」創刊100年記念出版。
▼明治43年、永井荷風を主幹とし、森鷗外、上田敏を顧問にして「三田文学」が創刊されてまもなくデビューした水上瀧太郎。私淑する泉鏡花の作品からペンネームをとり、実業と文筆と「三田文学」の編集に尽力した水上瀧太郎。水上瀧太郎の文筆の最高傑作といわれる随筆集『貝殻追放』の全編を収録する。
▼『貝殻追放』は、大正五(1916)年の帰朝後(29歳)から昭和15(1940)年の絶筆にいたるまで「貝殻追放」として発表され、総数は204編にのぼる。
▼初版単行本『貝殻追放』の1から5までと『親馬鹿の記』を底本とし、単行本未収録作品57編を併せて収録。3巻(1巻・608頁、2巻・708頁、3巻・522頁)函入りの愛蔵版。

書評

情報春秋 2010年11月30日(第1819号)(4面)に紹介されました。

目次

■貝殻追放 1 

  (第一貝殻追放)
はしがき
新聞記者を憎むの記
『八千代集』を読む
愚者の鼻息
『その春の頃』の序
購書美談
向不見の強味
先生の忠告
「末枯」の作者
兵隊ごっこ
女人崇拝
永井荷風先生の印象
「文明一周年の辞」を読みて
「幻の絵馬」の作者
泉鏡花先生と里見クさん
初夢
此頃の事
妾の子

  (第二貝殻追放)
札の辻――桜田門
余が愛読の紀行文
秋声花袋両氏祝賀会に際し余の感想
戯曲に対する圧迫と国民性
「雪」を見る ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

水上瀧太郎(みなかみ たきたろう) 1887生まれ−1940年没
明治20年、明治生命保険株式会社創設者の4男として東京に生れる。本名:阿部章蔵。慶應義塾大学理財科卒業後、父の命でハーヴァード大学留学。帰朝後、明治生命保険株式会社入社。その後、実業家と文学者・三田文学編集者の草鞋を履き続ける。『大阪』『大阪の宿』などが代表作。

定価22,000円 (本体:20,000円)
品切・重版未定
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