法、言葉、忘れ得ぬ人々
― 内池慶四郎随想録
序 文(水藤一彦)
第一章 学者つれづれ
青春賛歌 乙君への手紙 Y君への手紙 権兵衛論序説 白き帆を上げる みなと会について 恋も試験も─ 流石に寄せて ゼミナール聴講制度の意味──ゼミナールのあるべき姿を求めて ゼミとヒコーキ 勧進帳 私信 流石に寄せて 還暦祝賀につき御礼 わーぷろ症候群 なぜ時効か──ヘルダーの弁明 学者における髭の効用について 福澤賞受賞のご挨拶 一寸法師 ゼミナール創設三十周年記念の挨拶 講義と雑談──教師の雑談の効用とその弊害に関する一考察 教え子の消息を知って 良い答案と悪い答案 学問の春 なぜ教科書を書かないのかとの質問に対する回答 キャパの写真 巨人の肩車 遅刻と早退について 老兵は死なず 愛しき祖国──忘れ得ぬ人・忘れ難い言葉 三田法学部の講義──平成二〇年頭「流石」に寄せる 私の窓の外 装 模型飛行機の世界
第二章 忘れ得ぬ人々
私の百年祭──神田・津田民法講義ノート公刊の顚末 研究余滴─―神戸寅次郎著「契約解除論」を読む 新著紹介 津田・横槍民法総論に感ずること 目についた鱗──横槍民法総論随聞記 三田の山が輝いた日 往復書簡 津田先生の言葉── 平成十一年一月二十五日 聖テレジア病院にて 津田利治先生追悼記 師と弟子と 今泉孝太郎先生を偲ぶ 人見康子教授を偲ぶ 斉藤幹二さんを思う 佐分先生を思う 君が手に
夢に夢みる(訳詩)
第三章 法と言葉
法と言葉──シェイクスピアの戯曲にみられる約束の力と解釈の問題 本井氏書簡について――解釈の問題と「去来抄」 法と言葉と解釈の問題──わが学問・わが教育 付 録 鑑定書 ハンセン病国家賠償請求の期間制限について 編者前書き(水藤一彦・三上雅通)
内池慶四郎先生略歴 解題(三上雅通)
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