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目次
実践メディア・コンテンツ論入門
A5判/並製/224頁
初版年月日:2013/04/30
ISBN:
978-4-7664-2031-9
 
(4-7664-2031-4)
Cコード:C0036
税込価格:2,750円
実践メディア・コンテンツ論入門

目次

 はじめに

第1章 メディアとメディアの思想
 1.1. メディアとは何か
 1.2. メディアを思想した人々
  ■ウォルター・リップマン/■ダニエル・J・ブーアスティン
  ■ヴァルター・ベンヤミン/■マーシャル・マクルーハン
  ■ウォルター・J・オング/■ジョシュア・メイロウィッツ

第2章 マスメディアの誕生と諸相
 2.1. マスメディアとは
  ■マスメディアの接触時間
 2.2. マスメディアの歴史と展開
  ■新聞 (1)新聞の歴史/(2)「戸別宅配制度」と拡販のための事業活動/
   (3)新聞各社、経費節減への動きと新たな対応/(4)進む電子化
  ■出版 (1)出版の歴史と展開/(2)出版とインターネット/
   (3)電子化における問題点/(4)書籍の市場概況と新たな施策
  ■ラジオ (1)ラジオの歴史と展開/(2)日本のラジオ放送、開始と変遷/
   (3)ラジオの新たな取り組み/(4)ラジオ経営の現状
  ■テレビ (1)テレビの歴史と展開/(2)テレビ局の新たな事業への試み/
   (3)地上波テレビの経営と市場動向
  ■電話 (1)電話の歴史と展開/(2)日本への導入/(3)携帯電話の登場/
   (4)電話のメディア特性とその影響/(5)携帯電話とスマートフォンの市場概況/
   (6)スマートフォンの普及
  ■インターネット (1)インターネットの誕生と展開/(2)ソーシャルメディアの普及/
   (3)インターネットの広告市場
 2.3. メディアの影響と受け手
  ■メディアの影響力に関する理論の変遷
  ■メディアの受け手と「利用と満足」
  ■「カルチュラル・スタディーズ」におけるメディアの受け手 
  ■メディア・リテラシー

第3章 メディアとコミュニケーション戦略
  3.1. 広告
  ■広告目的の設定
  ■広告とマーケティングの関係
  ■広告効果階層モデル
  ■ソーシャルメディアは、マーケティングを変える
  ■広告戦略策定のための3つのメディア
  ■マスメディアの広告 (1)新聞広告/(2)雑誌広告/(3)地上波テレビのCM
  ■インターネット広告
  ■インターネット広告の分類と種類
  ■「伝わる」広告表現への模索
   (1)「使える広告」「参加したくなる広告」「伝えたくなる広告」「生活の一部になる広告」/
   (2)ブランデッド・エンタテインメント(Branded Entertainment)
  ■広告接触の尺度 (1)リーチとフリークエンシー/(2)広告効果の最適化――オプティマ
    イザー 
  ■広告のメディアプラン策定の流れ
  ■2012年の日本の広告費
 3.2. SP(セールス・プロモーション)
  ■消費者向けプロモーション
  ■流通業者向けプロモーション
  ■インナー向けプロモーション (1)サンプリング・プロモーションの例「ドール・ラカタンバ
    ナナ」/(2)店頭プロモーションの例「サントリー・角ハイボール」
 3.3. PR(パブリック・リレーションズ)
  ■パブリシティの手法
  ■マーケティング・パブリック・リレーションズ(MPR)
  ■戦略PR
  ■戦略PRのためのチャネル設計と施策 (1)インフルエンサーの活用/
   (2)パブリシティ展開例:パナソニック電池「エボルタ」
 3.4. コミュニケーション戦略の変遷
    ――「メディアミックス」から「クロスメディア」へ
  ■コンタクト・ポイント
  ■クロスメディアによるコミュニケーション展開例
  ■コミュニケーションデザインの考え方
  ■メディアスパイラルという考え方

第4章 テレビ視聴と番組価値
 4.1. テレビの環境変化と意識
 4.2. テレビを見るとはどういうことか
 4.3. テレビ番組の新しい価値基準の提案
    ――視聴率とQレイトを利用したマネジメント
  ■テレビ視聴率
  ■Qレイト(Quality Rate)
  ■テレビ番組のポジションを決める「プログラム価値マップ」
  ■「プログラム価値マップ」で見る、いい番組とは
  ■Qレイトと世帯視聴率の相関
  ■番組の誕生から衰退・終了まで――番組ライフサイクルの検証
  ■番組推移のパターン分析と3つの法則 (1)「時計回りの法則」(「番組ヒットの法則」)/
   (2)「ロングセラーの法則」(下りケースの分析)/(3)「番組終了の法則」
  ■プログラム価値マップの有用性と番組価値への提言

<インタビュー>
土屋敏男氏(日本テレビ編成局専門局長、LIFE VIDEO株式会社代表取締役社長) 
(土屋流演出の源泉と笑いのツボ/『電波少年』をつくったきっかけ/
テレビとソーシャルメディア/ソーシャルメディア時代の新しい可能性)

第5章 メディアとスポーツイベント
 5.1. スポーツイベントとスポンサーシップ
 5.2. オリンピックのスポンサーシップ 
  ■The Olympic Partners(TOP)
  ■放映権料の高騰
 5.3. FIFAワールドカップ
  ■FIFAワールドカップのマーケティング戦略
  ■FIFAワールドカップのスポンサーシップ
 5.4. 変わりゆくスポーツとメディアとの関係
 5.5. スポーツはソーシャルに。“ソーシャルメディア・オリンピック”
  ■“選手がつぶやく”ことの宣伝価値

第6章 ブランドの理論とブランディングの実際
 6.1. ブランドとは
  ■「ブランド」の概念と定義
  ■ブランド・エクイティ
  ■ブランドの構造
  ■ブランドの価値
 6.2. メディアのブランド戦略――日本テレビを例として
  ■日本テレビの局キャンペーン開始の背景とその展開
  ■キャンペーンの作り方

第7章 その先のメディアとコンテンツビジネス
  7.1. 日本のコンテンツ産業
  7.2. テレビを取り巻く状況と新たなビジネスモデルへの模索
  ■番組フォーマットの海外販売例
  7.3. テレビはスマートへ、マルチウィンドウ視聴へ
  7.4. 若者のスマート化と今後
  7.5. コンテンツビジネスとその対価

<インタビュー>
キム・ヨンドク氏(韓国コンテンツ振興院日本事務所所長)
(韓流がヒットしたわけ/韓流スターが売れるわけ/政府のコンテンツ支援)

参考文献リスト
あとがき
索 引
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