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ケンブリッジの卵 回る卵はなぜ立ち上がり飛び跳ねるのか
 著者:下村 裕(慶應義塾大学法学部教授。理学博士)

 

(冒頭より)二〇〇二年三月二十八日(木)。卵をシンボルとするイースター(キリスト教の復活祭)を間もなく迎えようとしていた。その日、「回転卵」の謎に関する私たちの論文が権威ある英国科学雑誌「ネイチャー」に発表される予定であった。
 四歳になったばかりの長男をいつもより早く車で保育園に送った後、ケンブリッジ駅へ向かった。そして新聞「タイムズ」を駅の売店で買い求め、ロンドン行きの電車に飛び乗った。「ネイチャー」の論文が、「タイムズ」でも記事になると聞いていたのである。
 「タイムズ」のページをそろりそろりとめくる。・・・あった! 二つの手、それぞれの下で卵が回って立っている大きな写真があったのだ。
書籍の特集
ジョゼフ・ラザーロ氏によるビデオ・レター
  2002年11月に行われた、安村教授(慶應義塾大学環境情報学部教授)による講演「コンピュータと障害者のパートナーシップ」に寄せられた、『アダプティブ・テクノロジー―コンピュータによる障害者支援技術―』の著者ジョゼフ・ラザーロ氏のビデオ・レターをご覧になることが出来ます。
 著者:ジョゼフ・ラザーロ(視覚障害者委員会の支援技術プログラム プロジェクトリーダー)

 

 (冒頭より) 障害者のコンピュータアクセスを支援するための包括的なガイドブック。障害者の方がインターネットへアクセスする環境を整備し、学習や就職、ひいては自律した生活の営みを促進させることを目的とした本です。(Windows, Macintosh, Unix環境)日本と米国の障害者用コンピュータを支援する各障害別の製品リストや組織、団体に関する膨大な情報も収録。障害者の方が使いやすいように、HTML版CD-ROMを添付。

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