Column
リレー連載 編集委員の目
第17回 特別支援教育の推進体制――理念と現実の狭間で 遠矢浩一
第54巻5号 2006年5月

臨床心理学がご専門の遠矢先生。特殊教育から特別支援教育への大転換が、文部科学省主導で推進されています。そこで、現場の教師の方々の戸惑いといった現場の意見や、臨床家としての先生の思いをつづっていただきました。

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執筆者紹介
2006年1月から「教育と医学の会」のメンバーに加わりました。障がい児臨床に学生時代から関わっており、20年が経とうとしています。月刊誌「教育と医学」は院生時代から読んでおり、最新の研究動向がわかるので、重宝していました。まさか、自分が編集委員になるとは思いもしませんでした。この写真は、ゼミ合宿のときのものです。もちろん、真ん中ではなく、右側で箸を持っているのが私です。左の学生2人もよき臨床家になってくれることを期待しながら、臨床家と教職の両立に精進している毎日です。

遠矢浩一(とおや こういち)
九州大学大学院人間環境学研究院心理臨床学講座助教授。Ph.D.(教育心理学)。臨床心理士・学校心理士。九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。著書に『親と先生のための自閉症講座』(翻訳、ナカニシヤ出版、2000年)、『自閉症児の「きょうだい」のために』(翻訳、ナカニシヤ出版、2003年)、『軽度発達障害児のためのグループセラピー』(編著、ナカニシヤ出版、2006年)など。


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