Column
リレー連載 編集委員の目
第10回 コスト圧縮サイクルの闊歩――組織の倫理と安全について思う 古川久敬
第53巻8号 2005年8月

組織の倫理が問われる事件や事故が相次いでいます。その原因はどこにあるのでしょうか。
社会心理学がご専門の古川先生は「短期の利得は、皮肉なことに、中長期でみたときの組織の価値向上を根底から脅かすことになる」と述べておられます。

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執筆者紹介
古川久敬(ふるかわ ひさたか)
教育と医学の会に入って10年になります。社会心理学の中でも、組織におけるチームや個人の行動特性について研究しています。最近の組織は、こぞって少数精鋭を目指し始めています。従来とは違う課題が組織の内外で生まれてきていると感じています。
九州大学大学院人間環境学研究院教授。九州大学大学院教育学研究科修士課程修了。教育学博士。専門は、社会心理学。著書に、『チームマネジメント』(日本経済新聞社、2004年)、『〈新版〉基軸づくり―創造と変革のリーダーシップ』(日本能率協会、2003年)など。


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